Touch Manager

: 特定のデバイスに存在する機能のみを表示するには、下の SmartDocs バーから 1 つまたは複数のフィルタを選択します。

言語に関する注: 入力フィールドには、英語のみを入力できます。

StageNow - 5.3

概要

TouchMgr は、感度設定に対応しているデバイスのさまざまな使用状況に応じて、タッチスクリーンの感度を調整します。タッチ パネルの設定により、手袋をして操作するときやスクリーン保護シートがあるときでも、指やスタイラスでの入力を補正することが可能です。

  • TouchMgr は以下のデバイスでサポートされています。
    • EC30、EC50、EC55
    • ET50、ET51、ET56
    • L10
    • MC20、MC2200、MC2700、MC33、MC33ax、MC3300x、MC93
    • TC21、TC26、TC51、TC52、TC52ax、TC52x、TC55、TC56、TC57、TC57x
    • TC70、TC70x、TC72、TC75、TC75x、TC77
    • TC8000、TC8300
    • VC83

重要: タッチスクリーンの感度設定は、デバイスによって異なります。

主な機能

  • 以下の状況でのタッチ パネルの感度を設定します。
    • 素手の指
    • スタイラスまたは素手の指
    • 手袋をした指または素手の指
    • スタイラス、手袋をした指、または素手の指
    • スクリーン保護シートあり

スクリーン保護シート

一部の Zebra 製デバイスでは、スクリーン保護シート、サードパーティ製のガラスまたはプラスチック製オーバーレイを貼り付けて操作できます。オーバーレイは、画面に貼り付けることで、通常の操作を妨げることなくひび割れや傷から画面を保護するものです。サポートされているデバイス グループ、プラットフォームまたはタイプを [デバイス タイプ] パラメータで選択すると、[スクリーン保護シート] チェックボックスが表示されます。ここで、選択したタッチ アクションに基づいて保護シートの存在を補正するようにスクリーン感度を調整します (下のマトリックスを参照)。

img


デバイス タイプ

タッチスクリーンの感度の設定の適用対象となる Zebra 製デバイスのグループ、プラットフォーム、またはタイプを入力する際に使用します。

パラメータ名: DeviceType

オプション 名前 説明注記 要件
0 すべて この値では (または XML にこのパラメータが存在しない場合)、すべてのデバイスに [タッチ モード] 設定を適用します。

MX: 6.2+

1 8960 MC33、MC3300x、または MC33ax デバイスの設定を適用します。

MX: 6.2+

2 8000 TC8000、TC8300、または MC20 デバイスの設定を適用します。

MX: 9.1+

3 8956 TC51、TC56、TC70x、または TC75x デバイスの設定を適用します。

MX: 6.2+

4 ET5x ET50 および ET55 デバイスの設定を適用します。

MX: 6.3+

5 SDM660 ET51、ET56、MC93、TC52、TC52ax、TC52x、TC57、TC57x、TC72 または TC77 デバイスの設定を適用します。

MX: 9.1+

6 VC83 VC83 デバイスの設定を適用します。

MX: 9.1+

7 EC30 EC30、EC50、EC55、MC2200、MC2700、TC21 または TC26 デバイスの設定を適用します。

MX: 9.1+

8 L10 L10 タブレットの設定を適用します。

MX: 10.2+

タッチ動作 - 任意のデバイス

サポートされている任意のデバイスに、想定される使用状況に必要なタッチスクリーンの感度に従って [タッチモード] 設定を適用する際に使用します。

重要: このパラメータを使用するのは、対象のデバイスにデバイス固有のパラメータが存在しない場合および、そのデバイスでタッチスクリーンの感度設定がサポートされていることがわかっている場合のみです。タッチスクリーンの感度設定をサポートしていないデバイスでこのパラメータを適用すると、予期しない動作が発生し、エラーが発生したり、不具合を示す結果 の XML に何も出力されなくなったりする場合があります。

注: この機能は TC8000 ではサポートされていません。TC8000 でのタッチ モードへの変更は、デバイスの設定パネルから手動で行う場合のみサポートされます。

次の場合に表示: [デバイス タイプ] が [任意] に設定されている場合

パラメータ名: TouchActionAny

オプション 名前 説明注記 要件
0 変更しない この値が選択されている (または XML からこのパラメータが提示されない) 場合、[タッチ モード] は変更されず、以前に選択した設定が保持されます。

MX: 6.2+

1 スタイラスと指 スタイラスまたは素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 6.2+

2 手袋と指 素手の指または手袋をした指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 6.2+

3 指のみ 素手の指でのみ入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 6.2+

4 スタイラス、手袋、および指 スタイラス、素手の指または手袋をした指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 6.2+

タッチ動作 - EC シリーズ

特定の一連のデバイスに、想定される使用状況に必要なタッチスクリーンの感度に従って [タッチ モード] を入力する際に使用します。このパラメータは、Zebra EC30 およびその他の EC シリーズのデバイスで使用するように設計されています

次の場合に表示: [デバイス タイプ] が [EC30] に設定されている場合

パラメータ名: TouchActionEC30

オプション 名前 説明注記 要件
0 変更しない この値が選択されている (または XML からこのパラメータが提示されない) 場合、[タッチ モード] は変更されず、以前に選択した設定が保持されます。

MX: 9.1+

15 手袋と指 手袋をした指または素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

16 指のみ 素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

タッチ動作 - ET50、ET55

特定の一連のデバイスに、想定される使用状況に必要なタッチスクリーンの感度に従って [タッチ モード] を入力する際に使用します。このパラメータは、Zebra ET50 および ET55 デバイスで使用するように設計されています

次の場合に表示: [デバイス タイプ] が [ET5x] に設定されている場合

パラメータ名: TouchActionET5x

オプション 名前 説明注記 要件
0 変更しない この値が選択されている (または XML からこのパラメータが提示されない) 場合、TC8000の [タッチ モード] は変更されず、以前に選択した設定が保持されます。

MX: 6.3+

7 指のみ 素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 6.3+

8 手袋と指 素手の指または手袋をした指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 6.3+

9 スタイラス、手袋、および指 スタイラス、素手の指または手袋をした指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 6.3+

タッチ動作 - L10 タブレット

特定の一連のデバイスに、想定される使用状況に必要なタッチスクリーンの感度に従って [タッチ モード] を入力する際に使用します。このパラメータは、Zebra L10 タブレットで使用するように設計されています

次の場合に表示: [デバイス タイプ] が [L10] に設定されている場合

パラメータ名: TouchActionL10

オプション 名前 説明注記 要件
0 変更しない この値が選択されている (または XML からこのパラメータが提示されない) 場合、[タッチ モード] は変更されず、以前に選択した設定が保持されます。

MX: 10.2+

17 スタイラスと指 スタイラスまたは素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 10.2+

18 手袋と指 素手の指または手袋をした指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 10.2+

19 素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 10.2+

タッチ動作 - MC シリーズ

特定の一連のデバイスに、想定される使用状況に必要なタッチスクリーンの感度に従って [タッチ モード] を入力する際に使用します。このパラメータは、Zebra MC33、MC3300x およびその他の 8960 ベースのデバイスで使用するように設計されています

次の場合に表示: [デバイス タイプ] が [8960] に設定されている場合

パラメータ名: TouchAction

オプション 名前 説明注記 要件
0 変更しない この値が選択されている (または XML からこのパラメータが提示されない) 場合、[タッチ モード] は変更されず、以前に選択した設定が保持されます。

MX: 4.2+

1 スタイラスと指 スタイラスまたは素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 4.2+

2 手袋と指 素手の指または手袋をした指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 4.2+

タッチ動作 - SDM660 シリーズ

特定の一連のデバイスに、想定される使用状況に必要なタッチスクリーンの感度に従って [タッチ モード] を入力する際に使用します。このパラメータは、Zebra ET51、ET56、L10、MC93、TC52、TC57、TC72、TC77、およびその他の SDM660 ベースのデバイスで使用するように設計されています

: L10 デバイスでは、デバイスの [設定] パネルからのみ、「ウェット」スクリーン感度オプションにアクセスできます。

次の場合に表示: [デバイス タイプ] が [SDM660] に設定されている場合

パラメータ名: TouchActionSDM660

オプション 名前 説明注記 要件
0 変更しない この値が選択されている (または XML からこのパラメータが提示されない) 場合、[タッチ モード] は変更されず、以前に選択した設定が保持されます。

MX: 9.1+

10 スタイラスと指 スタイラスまたは素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

11 手袋と指 素手の指または手袋をした指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

12 素手の指でのみ入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

タッチ動作 - TC8000 シリーズ

特定の一連のデバイスに、想定される使用状況に必要なタッチスクリーンの感度に従って [タッチ モード] を入力する際に使用します。このパラメータは、Zebra TC8000、TC8300 およびその他の TC8000 シリーズのデバイスで使用するように設計されています

次の場合に表示: [デバイス タイプ] が [TC8000] に設定されている場合

パラメータ名: TouchAction8000

オプション 名前 説明注記 要件
0 変更しない この値が選択されている (または XML からこのパラメータが提示されない) 場合、デバイス設定は変更されず、以前に選択した設定が保持されます。

MX: 9.1+

5 指のみ 素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

6 スタイラス、手袋、および指 スタイラス、素手の指または手袋をした指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

タッチ動作 - VC シリーズ

特定の一連のデバイスに、想定される使用状況に必要なタッチスクリーンの感度に従って [タッチ モード] を入力する際に使用します。このパラメータは、Zebra VC83 デバイスで使用するように設計されています

次の場合に表示: [デバイス タイプ] が [VC83] に設定されている場合

パラメータ名: TouchActionVC83

オプション 名前 説明注記 要件
0 変更しない この値が選択されている (または XML からこのパラメータが提示されない) 場合、[タッチ モード] は変更されず、以前に選択した設定が保持されます。

MX: 9.1+

13 手袋と指 手袋をした指または素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

14 指のみ 素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

タッチ動作 - 8956 シリーズ

特定の一連のデバイスに、想定される使用状況に必要なタッチスクリーンの感度に従って [タッチ モード] を入力する際に使用します。このパラメータは、Zebra TC55、TC70、TC75 およびその他の 8956 ベースのデバイスで使用するように設計されています

次の場合に表示: [デバイス タイプ] が [8956] に設定されている場合

パラメータ名: TouchAction8956

オプション 名前 説明注記 要件
0 変更しない この値が選択されている (または XML からこのパラメータが提示されない) 場合、[タッチ モード] は変更されず、以前に選択した設定が保持されます。

MX: 9.1+

10 スタイラスと指 スタイラスまたは素手の指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

11 手袋と指 素手の指または手袋をした指で入力するときのタッチスクリーンの感度を調整します。

MX: 9.1+

スクリーン プロテクタ (チェックボックス)

スクリーン保護シートの存在を補正するためにスクリーン感度を調整するかどうかを制御します。選択したデバイス タイプと選択したタッチ アクションでスクリーン保護シートがサポートされている場合のみ、チェックボックスが表示されます

重要事項: このパラメータに [false] を設定すると、10.2.3 より前の com.symbol.mxmf.csp.touchmgr CSP バージョンを含むデバイス上の EMDK、StageNow、および一部の Enterprise Mobile Management (EMM) システムでエラーが返される場合があります。このようなデバイスで [false] の設定を行うには、単純にこのパラメータを省略します。デバイス上の任意の CSP のバージョン番号を表示するには、[設定] -> [アプリ] で [システムを表示] を有効にします

次の場合に表示: 選択したデバイス タイプがスクリーン保護シートをサポートしており、かつ、タッチ アクションが保護シート モードをサポートしている場合

パラメータ名: Protector

オプション 名前 説明注記 要件
false (オフ) スクリーン保護シートがない、また補正のために感度が調整されない。前述の「重要事項」を参照してください。

OSX: 6.2+

MX: 6.2+

true (オン) スクリーン保護シートがある、また (保護シートをサポートするデバイスで) 感度が調整されて補正される。

OSX: 6.2+

MX: 6.2+