StageNow 5.3 ユーザー ガイド、改訂版 A、 2021 年 1 月
StageNow 5.3 についての説明
概要
このガイドではステージング管理者を対象に、StageNow を使用して XML ベース プロファイルを作成し、それにより Zebra デバイスを設定する方法を説明します。
前提条件
StageNow を使用する前に、ステージング ワークステーションに次のソフトウェアをインストールする必要があります。
- Windows 7、10 Pro (英語、中国語、または日本語)
- サポートされている Web ブラウザ:
- Firefox 29 以降
- Google Chrome 35 以降
- Internet Explorer 9 以降
このガイドのセクション
StageNow のインストール: StageNow ステージング ソリューションのインストール、アンインストール、およびアップグレードの手順を、システム要件を含めて説明します。
ご使用の前に: ユーザー、ユース ケース、サポート対象デバイスに関する情報など、StageNow ソリューションについて説明します。
プロファイル: StageNow ウィザードに関する情報が含まれています。これにより、ステージング管理者は、エンタープライズ デバイスのソフトウェア設定とインストール シナリオを定義できます。
プロファイル ウィザード: プロファイル作成ウィザードの使用方法について説明します。
設定: ステージング管理者がプロファイル作成で使用する設定の構成と管理について記載しています。
設定タイプ: 設定の作成時に使用可能なパラメータと値がリストされます。
ステージング ガイド (ランディング ページ): ステージング ガイドへのリンクがあります。各ガイドでは、管理者およびステージング オペレータを対象に提供されるステージング方法を説明し、またステージング メディアを使用して Zebra デバイスの設定と展開を行うためのプロファイルの作成に関する情報を記載しています。
トラブルシューティング: StageNow ツールで発生する可能性があるエラーについて説明し、解決策を示します。
v5.3 の新機能
注: StageNow は Wi-Fi ホットスポット ステージングをサポートしなくなりました。
デスクトップおよびクライアント ツールの日本語ローカリゼーション サポート
Zebra Workstation Connect デバイスの設定サポート
次に示す主な特徴と拡張機能を追加する MX 10.5 をサポートします。
- BeaconMgr は次の機能を追加します。
- デバイスへのバッテリ再挿入時にビーコンを有効化/無効化
- ビーコン アドバタイズ パケットにカスタム値または製造元バイトを入力
- デバイス ビーコンへの相対距離を推定するための参照 RSSI を入力
- DevAdmin は次の機能を追加します。
- ロック画面の壁紙の選択
- ロック画面の通知をディスプレイで有効化または制限
- アプリのインストール時、アンインストール時、またはアップグレード時に、デバイス ユーザーが通知を受信するかどうかの選択
- Display Manager は次の機能を追加します。
- 外付けモニタのセカンダリ ディスプレイ モードの設定
- デバイスに許可する方向の選択
- デバイスのロック方向位置の選択
- デバイスの [ロック無効化] ボタンの表示/非表示
- アプリのサイズ変更可能ウィンドウを強制、マニフェストを無効化
- アクティビティのサイズ変更可能アクティビティを強制、マニフェストを無効化
- Intent は次の機能を追加します。
- インテントをトリガまたはキャンセルするデバイス センサの有効化
- 自由落下検出を選択してインテントをトリガ
- UI Manager は次の機能を追加します。
- 外部キーボード レイアウト (言語) の環境設定の設定
- 外部キーボードのキーボード レイアウト (言語) を追加または交換
- クリップボード共有を有効/無効にしてデバイス外のデータ共有を制御
- デバイスで使用するデジタル アシスタント アプリの選択
- デバイスで使用するカスタム デジタル アシスタント アプリの指定
- ホーム画面の壁紙の選択
バージョン履歴
v5.2 で追加
MX 10.4 のサポート: これにより、次の主要な機能と拡張機能が追加されます。
- Access Manager は次の機能を追加します。
- インストール済みアプリに USB または SD カード ストレージへのアクセス権限を付与
- 未インストール アプリを対象として、USB/SD カード ストレージ アクセスの「事前付与」または「事前拒否」を設定
- Battery Manager は次の機能を追加します。
- 充電モードを設定して、デバイスの稼働時間または全体的なバッテリの寿命を最適化 (デバイスのサポートは限定)
- Key Mapping Manager は次の機能を追加します。
- 一部のデバイスで検出された CL キーと FN キーと NAV_OK キーのキー ID
- Touch Manager は次の機能を追加します。
- EC50、EC55、MC2200、MC2700、MC33ax、MC3300x、TC26、TC52ax、TC57x のサポート
- USB Manager は次の機能を追加します。
- ホスト PC 接続時の USB ポート デフォルト クライアント モードの制御
- Wireless Manager は次の機能を追加します。
v5.1 で追加
MX 10.3 のサポート: これにより、次の主要な機能と拡張機能が追加されます。
- App Manager の新機能:
- アプリの個別アップグレードを許可/禁止します
- Bluetooth Manager の新機能:
- デバイス上のペアリングされた周辺機器に関するすべてのデータを消去します
- DHCP Option Manager の新機能:
- デバイス上の DHCPv4 クライアントと DHCPv6 クライアントのいずれかを選択 (または両方を使用) します
- NFC Manager の新機能:
- デバイス上での NFC イベントのロギングを有効/無効にします
- WorryFree Wi-Fi Manager の新機能:
- パスワードと一時パスワードの最少文字数が 8 文字に拡大します
v5.0.2 で追加
StageNow 5.0.2 では、MX 10.2 以降を搭載したデバイスでのゼロ タッチ設定中に、ネットワーク オプションを選択する次のようなオプションが追加されました。
- RF 帯域 (2.4GHz、5.0GHz、または自動)
- Fine Timing Measurement (FTM) (有効/無効)
- ネットワーク タイプ (PSK/PEAP)
- PEAP/MSCHAPv2 オプション (PEAP がネットワーク タイプの場合)
v5.0 で追加
デバイスのサポート
StageNow は、MX 4.3 以降とともに Android 4.x KitKat 以降を実行しているすべての Zebra デバイスをサポートしています。
新機能
StageNow 5.0 では、スマート プロファイルが導入されています。スマート プロファイルは、必要なすべての設定タイプ (CSP) を自動的に計算し、デバイス上の OS を他のバージョンにアップグレード (またはダウングレード) するために必要なすべてのプロファイル ステップを作成します。ターゲット デバイスは、MX 8.1 以降を実行している必要があります。詳細はこちら。
MX 10.2 のサポート: これにより、次の主要な機能と拡張機能が追加されます。
- Access Manager の新機能:
- 発信者から受信したトークンを入力します
- 新しい Beacon Manager CSP:
- モバイル コンピュータで Bluetooth Low Energy ビーコンを制御します
- Bluetooth Manager の新機能:
- アクセサリの単一ペアリングを設定します
- 信頼できるデバイスを定義します
- サイレント ペアリング ルールを強化します
- クロックの新機能:
- 日付と時刻をローカル座標またはユニバーサル座標形式で入力します
- Display Manager の新機能:
- 画面の自動回転を制御します
- アダプティブ輝度を有効/無効にします
- デバイスの輝度レベルを設定します
- KeyMapping Manager の新機能:
- 追加キー コードをサポートします
- License Manager の新機能:
- URI ベースのライセンス ソースをサポートします
- Power Manager の新機能:
- バッテリ セーバー オプションを有効化/無効化/設定します
- PowerKey Manager の新機能:
- タッチ モード オプションを設定します
- Touch Manager の新機能:
- 最新の Zebra デバイスをサポートおよび制御します
- UI Manager の新機能:
- 画面上でバッテリ充電のパーセンテージを表示/非表示にします
- Wi-Fi の新機能:
- Fine Timing Measurement を設定します
- 暗号化オプションを制御します
v4.3 で追加
デバイスのサポート
StageNow は、MX 4.3 以降とともに Android 4.x KitKat 以降を実行しているすべての Zebra デバイスをサポートしています。
新機能
MX 10.1 のサポート: これにより、次の主要な機能と拡張機能が追加されます。
- Display Manager を強化し、プロファイルで次のような操作が可能になりました。
- デバイス画面の方向制御 (自動回転のオン/オフ)
- Power Manager を強化し、プロファイルで次のような操作が可能になりました。
- バッテリ セーバー モードの状態の制御 (オン/オフ)
- バッテリ セーバー コントロール モードの制御 (自動/手動)
- バッテリの充電率でバッテリ セーバー モードを自動的にオンにする設定
- UI Manager を強化し、プロファイルで次のような操作が可能になりました。
- ステータス バーのバッテリ パーセンテージ表示の制御 (表示/非表示)
- ファイル マネージャを強化し、プロファイルで次のようなファイル アップロード動作を設定できるようになりました。
- ターゲット URI の入力
- ソース パスとファイル名の入力
- アップロードの順序 (古い順/新しい順、またはファイル名のアルファベット順) の選択
- アップロード後にソース ファイルを削除
- 命名パターンを使用したアップロード済みファイル名の設定
- 名前が重複している場合、ソース ファイルで上書き
- ファイルのコピーをスキップしてソースから削除
- コピーをスキップしてソースに保持
レガシー デバイスをサポートするため、MX 9.4 の Access Manager CSP で Permission Access Action のサポートが追加されました。これにより、EMM 管理者は次の操作ができるようになります。
- どのアプリに対しても "サイレント" にアクセス許可を付与することで、デバイスでのポップアップ表示を回避します
- CSP 全体を、アプリによる不正使用から保護されたものとして指定します
- 特定の機能グループ (1 つまたは複数の CSP の) を保護されたものとして指定します
v4.2 で追加
デバイスのサポート
StageNow は、MX 4.3 以上とともに Android 4.x KitKat 以降を実行しているすべての Zebra デバイスをサポートしています。
StageNow v4.2 は、次のオペレーティング システムおよび MX バージョンを使用するデバイスで検証されています。
- Android 10
- Android 9.x Pie
- Android 8.x Oreo
- Android 7.x Nougat
- MX 10.0
- MX 9.x
- MX 8.x
- MX 7.x
太字は最近追加されたもの
新機能
ゼロ タッチ ウィザードを導入しました。これは、Android セットアップ ウィザードを使用して、"工場出荷状態" のデバイスをインターネットに接続するためのプロファイルの作成をサポートします。これにより、デバイスは Google のゼロタッチ サーバーに接続して、選択したエンタープライズ モバイル管理システムに加入するという動作を、ユーザーの操作なしに実行できます。
また、ゼロ タッチ ウィザードに入力された設定は、エンタープライズ リセットの後もデバイス上に保持され、その後の加入が自動化されます。
ステージング ガイドの新しいランディング ページとメニュー タブにより、ユーザーはガイドを探しやすくなりました。
MX 10.0 のサポート: これにより、次の主要な機能と拡張機能が追加されます。
- Power Manager を強化し、プロファイルで次のような操作が可能になりました。
- ストリーミングによる OS アップグレード (http または https を使用したフルパッケージ アップグレードのみ。Android 10 以降でサポート)
- ストリーミングによる OS ダウングレード (http または https を使用したフルパッケージ ダウングレードのみ。Android 10 以降でサポート)
- Access Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- アプリへの権限を自動的に付与し、デバイス画面で許可のために "ポップアップ" が表示されないようにします
- CSP を不正使用から "保護された" ものとして指定します
- 機能グループ (異なる CSP から選択された機能) を不正使用から "保護された" ものとして指定します
APRIL 2020 UPDATE:
StageNow 4.1.1 では、StageNow 4.1 で導入された動的ステージング機能を有効または無効にできます。デフォルトでは無効です。
StageNow 4.1.1 にアップグレードできるのは次のバージョンのみです。
- StageNow 4.1.0 (Zebra サポート ポータルでは v4.1.1 に置き換えられます)
- StageNow 4.0.1
- StageNow 3.4.0
v4.1 で追加
デバイスのサポート
StageNow は、MX 4.3 以上とともに Android 4.x KitKat 以降を実行しているすべての Zebra デバイスをサポートしています。
StageNow v4.1 は、次のオペレーティング システムおよび MX バージョンを使用するデバイスで検証されています。
- Android 9.x Pie
- Android 8.x Oreo
- Android 7.x Nougat
- MX 8.3
- MX 8.2
- MX 8.1
- MX 8.0
- MX 7.2
- MX 7.1
- MX 7.0
新機能
バーコード (または .bin
ファイル) が生成されたときに、StageNow プロファイルの互換性のあるデータ入力フィールドにファイルから値を入力できる動的ステージングが導入されました。これにより、1 つのプロファイルから複数のステージング素材を作成できるため、単一のプロファイルでさまざまなデバイスを別々に構成できます。
MX 9.3 のサポート: これにより、次の機能と拡張機能が追加されます。
- ファイル マネージャを強化し、プロファイルで次のような操作が可能になりました。
- リダイレクト URL (つまり Tiny URL) からファイルをダウンロードします
- 複数のリダイレクト URL からファイルをダウンロードします
- Application Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- デバイス上のアプリケーションごとにバックグラウンド データ/無制限のデータ使用量を設定します
- Bluetooth Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- Bluetooth MAC アドレスまたは PIN を使用してサイレント ペアリングを実行します
- Bluetooth MAC またはデバイス名により必要な ID を選択します
- GPRS Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- APN で使用される IP 転送プロトコルを選択します
- APN で使用するために、IPv4、IPv6、および IPv4/IPv6 "デュアル スタック" プロトコルから選択します
- Keymapping Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- 再プログラミングにグレー キーと W1 および W2 ボタンを選択します
オーディオ ステージングが削除されました。StageNow 4.1 以降では、サウンドを使用したステージング デバイスはサポートされなくなります。オーディオ ステージングが必要な場合は、StageNow 4.0 (またはそれ以前) を使用してください。
v4.0 で追加
デバイスのサポート
StageNow v4.0 は、次のオペレーティング システムおよび MX バージョンを使用するデバイスで検証されています。
- Android 9.x Pie
- Android 8.x Oreo
- Android 7.x Nougat
- MX 8.3
- MX 8.2
- MX 8.1
- MX 8.0
- MX 7.2
- MX 7.1
- MX 7.0
新機能
信頼ありステージングを導入しました。これにより、同じセキュリティ証明書を使用して作成されたバーコードからのみステージングが可能な、信頼できるプロファイルと信頼できるデバイスを作成できるようになります。使用方法の詳細については、『信頼ありステージング ガイド』を参照してください。MX 9.2 以降を実行しているデバイスにのみ適用されます。
MX 9.2 のサポート: これにより、次の機能と拡張機能が追加されます。
- Power Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- 個別ハードウェアのウェイク アップ方法 (ボタン) を制御します
- Display Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- フォントとアプリ UI コンポーネントのサイズを設定します
- Access Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- デバイスの可視性と制御性を向上させ、同時にリモートでトラブルシューティングを行います
- 特定のアプリケーションが、明示的な許可なしに別のアプリケーションを停止させないようにします
v3.4 で追加
デバイスのサポート
StageNow v3.4 は、次のオペレーティング システムと拡張機能を搭載したすべての Zebra デバイスをサポートします。
- Android 8.x Oreo
- Android 7.x Nougat
- MX 8.3
- MX 8.2
- MX 8.1
- MX 8.0
- MX 7.2
- MX 7.1
- MX 7.0
このリリースでは、次の Android バージョンのデバイスのサポートが追加されています。
EC30 Oreo、ET51 Oreo、ET56 Oreo、L10 Oreo、VC8300 Oreo、PS20 Pie、TC52 Pie、TC72 Pie
新機能
シングルバーコード ステージングでは、Android セットアップ ウィザードのバイパスとデバイス設定バーコードを 1 つのスキャン手順に統合します。MX 9.1 以降でサポートされます。
MX 9.1 のサポート: これにより、次の機能と拡張機能が追加されます。
- UI Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- パスワードの文字を、入力時に短時間だけ画面に表示するかどうかを制御します (それ以外は常にマスキング表示)
- App Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- パッケージ パラメータで指定されたアプリによって作成されたデータをすべて消去します
- GMS Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- GMS アプリとサービスのサブセットを選択して有効にし、デバイス上で実行します (Chrome ブラウザ、Google Map、Firebase Cloud Messaging)
- Power Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- デバイスのウェイクアップ方法としてハードウェア信号を選択します
- デバイスのウェイクアップ方法としてマップ作成可能なキーコードを選択します
v3.3 で追加
StageNow で生成された NFC ステージング プロファイル (.bin
ファイル) を使用して、USB ドライブまたは SD カードからデバイスをステージングします。
Mx 9.0 プロファイルでは、バーコード、NFC、オーディオ データ用の最新の暗号化証明書を使用できるようになりました。
MX 9.0 のサポートにより、Android Oreo 8.1 以降を実行しているデバイスで、次の機能と拡張機能が追加されます。
- Battery Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- バッテリの残量が非常に低いことを示すしきい値を指定します
- UI Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- 大きなキー インジケータへのユーザー アクセスを制御します (MC93 デバイスのみ)
- 大きなキー インジケータのオン/オフを切り替えます (MC93 デバイスのみ)
MX 8.4 もサポートされるようになったため、Android Oreo 8.1 以降を実行しているデバイスで、次の機能と拡張機能が追加されます。
- GPRS Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- アクセス ポイント名 (APN) の仮想移動体通信事業者 (MVNO) タイプを指定します
- APN MVNO Match Data を指定します
- UI Manager を強化し、管理者には次のような操作が可能になりました。
- 画面上の電源ボタンへのユーザー アクセスを制御します
- ステータス バーへのユーザー アクセスを制御します
- Wi-Fi CSP を強化して、次の設定を有効化/無効化できるようになりました。
- 集約 MAC プロトコル データ ユニット (AMPDU)
- Gratuitous ARP アドレス解決プロトコル
- 2g チャネル ボンディング (2.4GHz 帯域で 40MHz 幅のチャネル)
- 拡張 WLAN 設定の構成
IMPORTANT
:
StageNow 3.3 は、Android 8.x Oreo および Android 7.x Nougat を実行するデバイスのみをサポートします。
v3.2 で追加
MX 8.3 のサポートでは、次の機能が強化されています。
- GMS Manager の拡張機能には、2 種類の Google モバイル サービス構成モードがあります。
- フル モード: 必要に応じてすべての GMS 機能とアプリを有効にすることができます
- 制限付きモード: 決められた GMS アプリ セットのみ動作を許可し、他をすべてブロックできます
- 新しい WorryFreeWiFi Manager では、顧客/パートナー アプリケーションのトラフィック分析とレポートにより、モバイル デバイス管理が簡単になりました。
- 新しい NFC Manager は、デバイスでの NFC 通信の動作とオプションを制御します。
- UI Manager を強化 し、PS20 デバイスの画面上にある電源ボタンの使用を有効/無効にできるようにしました。
- Access Manager を強化し、デバイス ユーザーの操作をエミュレートできるようにしました。これにより、重要なイベントやタッチ イベントを、本来なら権限がないはずのアプリケーションによってシステムに "注入" できるようになります。その他の機能強化には、次のようなサービス アクションがあります。
- サービスへのバインディングを許可または禁止します
- サービスのバインディングが許可されていることを確認します
- サービスの発信者を許可または禁止します
- サービス通信が許可されていることを確認します
- ファイル マネージャを強化して、ローカル PC またはサーバーからアーカイブ ファイルをダウンロードして展開できるようにしました。
重要:
StageNow 3.2 は、Android 7.x Nougat 以降を実行しているデバイスのみをサポートします。
Android 6.x Marshmallow (およびそれ以前) のサポートは、StageNow 3.2 では終了しています。
v3.1 で追加
重要:
StageNow 3.2 は、Android 6.x Marshmallow 以降を実行しているデバイスのみをサポートしています。
Android 5.x Lollipop (およびそれ以前) のサポートは、StageNow 3.2 では終了しています。
ユーザー エクスペリエンスの強化
Xpert モードの機能強化
- ステップ/設定が表示可能になると、すぐにプロファイルを編集できるようになりました
- プロファイルは、最初に [続行] ボタンをクリックした後に保存できます
- 新しいオプション [変更のキャンセル] を使用すると、すべての変更が元の値に戻ります
- プロファイル レビュー中に役立つ "ユーザーフレンドリ" な手順説明を入力するためのフィールドが追加されました
MX 8.2 のサポートでは、次の機能が強化されています。
- UI Manager を強化して、次の新機能が追加されました。
- ホーム キーの長押しを有効/無効にします
- 通知パネルの日付を有効/無効にします
- 最近使用したアプリのヘッダー アイコンを長押ししてアプリ情報にアクセスする機能を有効/無効にします
MX 8.1 のサポートでは、次の機能が強化されています。
- Power Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- OS のアップデートを確認するデバイス上のファイルを指定します
- A/B アップグレード後に自動リブートを抑制するかどうかを指定します
- Battery Manager を強化して、次の新しい動作を追加します。
- バッテリ交換モード UI の使用を有効/無効にします
- "バッテリ充電" LED を有効/無効にします
- Bug Report Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- バグ レポートの保存、電子メールでの送信、またはクラウドへの送信を行うまでの有効期限 (日数) を指定します
- Cellular Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- デバイスが使用している公衆陸上移動体通信網 (PLMN) へのユーザー アクセスを有効/無効にします
- MCC/MNC ネットワーク PLMN ロックセットを指定します
- PLMN ロック UI を表示/非表示にします
- PLMN ロック UI の状態を判断します
- デュアル SIM スタンバイを有効/無効にします
- DSDS のステータスを取得します
- DHCP Option Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました
- サーバーからのカスタム DHCP オプションの要求を有効/無効にします
- 指定された DHCP オプションを要求するか、または無効にします
- サーバーへのカスタム DHCP オプションの送信を有効/無効にします
- 指定された DHCP オプションを送信するか、または無効にします
- 指定したカスタム DHCP オプションを使用して値を送信します
- License Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- デバイスからライセンスを返すアクティベーション ID を指定します
- 1 つまたはすべてのライセンスを返したり、ライセンス ソースを削除したりするための、サーバーにわかりやすい名前を指定します
- 1 つまたはすべてのライセンスを返すために使用するライセンス ソース タイプを選択します
- Settings Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- Android システム設定にアクセスするためのスライド ドロワを有効/無効にします
- UI Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- 分割画面モードを有効/無効にします
- 非通知モードを有効/無効にします
- マルチユーザー モードを有効/無効にします
- Wi-Fi を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- MAC アドレスのランダム化を有効/無効にします
- コール許可制御を有効/無効にします
- ホットスポット状態 (アクティブ/非アクティブ) のユーザー コントロールを有効/無効にします
- 新しい AutoTrigger Manager CSP を使用して、自動スキャン トリガを設定します。これにより、スキャン ターゲットがデバイス センサの近くに来るとスキャンが開始されます。現時点では、Zebra PS20 Personal Shopper デバイスのみがサポートされています。
- 新しい DeviceCentral Manager CSP では、Zebra Device Central の設定をデバイス上で構成できます。これは、接続状態、バッテリ状態、ファームウェア バージョン、およびその他のデバイス状態を中央コンソールから表示するためのエンタープライズ ツールです。
- 新しい Fota Manager CSP により、デバイス上の Firmware Over The Air (FOTA) クライアントを制御し、物理的な接続がなくても、管理者は Zebra デバイスで OS の更新を実行できます。FOTA Client アプリはサポート対象デバイスにプリインストールされており、Zebra アップデート サーバーと通信するように設定されています。
v3.0 で追加
中国語のサポート。StageNow ツールとデバイス クライアントでは、中国語、および Windows 中国語バージョンのローカライズがサポートされるようになりました。
中国語 TechDocs。Zebra ソリューションの技術文書サイトの TechDocs では、英語版画面の右上隅に StageNow の言語セレクタが追加されました。注: 中国語を選択すると、セレクタは消えます。
MX 4.4 以降を搭載したデバイスでのサーバーベースのデバイス ステージングのサポート。
重要: ネットワーク転送プロトコルには、次のような MX 依存関係があります。
- MX 4.4+ - FTP のみ
- MX 7.0+ - HTTP/HTTPS
- MX 7.1+ - FTPS
MX v8.0 をサポートし、次の機能を追加します。
- App Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- アプリケーション キャッシュをクリアします
- 「安全に無効化可能」のリストに入れた GMS アプリケーションをすべて有効または無効にします
- License Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- XML に埋め込むライセンス ファイルを選択します
- 事前にアクティブ化されたライセンス ソースを選択します
- 製品固有のライセンス情報を照会します
- 照会する製品名を指定します
- ライセンス .bin ファイルの提供方法を選択します
- 個人辞書を強化し、ファイルから用語を一括で追加するときに、ショートカットを使用できるようになりました。
- Power Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- PTT およびスキャン ボタンを有効/無効にして、デバイスをサスペンド モードからウェイクアップさせます
- Settings Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- テザリングおよびポータブル ホットスポット機能を有効/無効にします
- UI Manager を強化して、次の新しい動作を追加しました。
- 倍率設定ジェスチャを有効/無効にします
- 物理キーボードがアクティブなときに仮想キーボードを表示/非表示にします
Windows 10 Pro (英語および中国語) をサポート
v2.10 で追加
デバイスのワイプに関するガイドに、エンタープライズ リセットの後に続けて Android セットアップ ウィザードをバイパスする手順説明が追加されました。
外部ステージング サーバーのサポート
- ステージングおよび展開コンテンツを、StageNow ワークステーション以外のサーバーまたはシステムでホストできるようになりました
- 外部ステージング サーバーは、FTP、FTPS、HTTP、または HTTPS プロトコルを使用できます
シリアル スキャナを使用して Zebra VC80 デバイスをステージングできるようになりました (RS232)
Zebra TC20/TC25 デバイスをステージングする際に、管理者は Analytics Manager の無効化を禁止できるようになりました
MX 7.2 のサポートには、次の設定タイプと機能が追加されています。
Audio Manager の新しい CSP:
- デバイスのオーディオを再生するときに、接続されたハンドセットを使用するか、ハンドセットと内蔵デバイス スピーカを使用するかを制御します (Zebra VC80x でのみサポートされます)。
Display Manager の新機能:
- VC80 デバイスでは、ディスプレイを強制的に「スリープ解除」状態にし、動作中のままにする機能が追加されます。
Power Manager の新機能:
- デバイスの「Doze モード」省電力機能をオン/オフします。オンにすると、バッテリの残量を長く持たせるためにデバイスが低電力状態へ移行する際に、特別に指定されたアプリのみがそれを防止できるようになります。
Remote Scanner Manager の新機能:
- RS-507 および DS-3608 スキャナをサポートします
Settings Manager の新機能:
- Android Nougat を実行しているデバイスで、アプリケーション通知制御を有効/無効にします
その他の情報
StageNow 3.0 ダウンロード パッケージの内容:
staging_solution_signed.3.0.exe
- StageNow v3.0 のインストール可能なツールStagingInstallGuide_V3.0.pdf
- StageNow v3.0 インストール ガイド
互換性に関する注意
StageNow 3.0 をサポートする Zebra Android デバイスの全リストを参照してください
Android Nougat および Marshmallow を実行している Zebra デバイスには StageNow クライアントが付属しており、StageNow ツールが提供するすべてのデバイス設定オプションをサポートします。
特定のデバイスでサポートされる MX 機能は、デバイス BSP 内の Android、OSX、および MX のバージョンによって異なります。組織内のデバイスでサポートされている機能を確認するには、MX 機能マトリックスを参照してください。
無料の StageNow アプリケーションは、必要なソフトウェアがなく、他のコンポーネントを購入、検索、ライセンス、またはインストールする必要のないすべての Windows 7 PC にダウンロードしてインストールできます。