Component Manager

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StageNow - 5.3

概要

ComponentMgr は、デバイス上のイーサネットなどのサブシステムの状態と使用条件を設定するために使用されます。状態は、サブシステムがオン (アクティブ) であるかオフ (非アクティブ) であるかを定めます。使用条件はサブシステムを有効または無効にし、システム設定メニューから、または ComponentMgr を使用してプログラムから、デバイスユーザーがサブシステムの状態を変更する (オンまたはオフにする) ことができるようにするかどうかを制御します。使用条件が現在無効になっているサブシステムに対して、ComponentMgr で状態を制御しようとすると、結果の XML ドキュメントにエラーが返されます。

注: すべてのデバイスがすべてのサブシステムをサポートしているわけではありません。たとえば、イーサネットがサポートされていないデバイスがあります。指定されたデバイスでサポートされていないサブシステムに対して、ComponentMgr で状態または使用条件を制御しようとすると、結果の XML ドキュメントにエラーが返されます。

主な機能

イーサネットをオンまたはオフにする
イーサネットの使用を有効または無効にする

イーサネットの使用状況

イーサネットオプションの状態を変更できるようにするかどうかを制御します。イーサネットの使用条件を無効にしてから有効に変更すると、イーサネットの状態は、オンまたはオフのどちらでも無効化される前と同じ状態になります。

パラメータ名: EthernetUsage

オプション	名前	説明	要件
0	変更しない	この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によりイーサネットの設定が変更されることはありません。以前に選択した設定はすべて保持されます。	OSX: 4.4+ MX: 4.4+
1	有効	イーサネットオプションの状態を、デバイスユーザーまたは ComponentMgr によって変更できるようにします。	OSX: 4.4+ MX: 4.4+
2	無効	イーサネットオプションの状態を、デバイスユーザーまたは ComponentMgr によって変更できないようにします。	OSX: 4.4+ MX: 4.4+

オプション

名前

説明

注記

要件

変更しない

この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によりイーサネットの設定が変更されることはありません。以前に選択した設定はすべて保持されます。

OSX: 4.4+

MX: 4.4+

有効

イーサネットオプションの状態を、デバイスユーザーまたは ComponentMgr によって変更できるようにします。

OSX: 4.4+

MX: 4.4+

無効

イーサネットオプションの状態を、デバイスユーザーまたは ComponentMgr によって変更できないようにします。

OSX: 4.4+

MX: 4.4+

イーサネットの状態

イーサネットオプションの状態を変更するために使用します。

パラメータ名: EthernetState

オプション	名前	説明	要件
0	変更しない	この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によりイーサネットの設定が変更されることはありません。以前に選択した設定はすべて保持されます。	OSX: 4.4+ MX: 4.4+
1	オンにする	イーサネットオプションをオンにして、デバイスでイーサネット接続を使用できるようにします。	OSX: 4.4+ MX: 4.4+
2	オフにする	イーサネットオプションをオフにして、デバイスでイーサネット接続を使用できないようにします。	OSX: 4.4+ MX: 4.4+

オプション

名前

説明

注記

要件

変更しない

OSX: 4.4+

MX: 4.4+

オンにする

イーサネットオプションをオンにして、デバイスでイーサネット接続を使用できるようにします。

OSX: 4.4+

MX: 4.4+

オフにする

イーサネットオプションをオフにして、デバイスでイーサネット接続を使用できないようにします。

OSX: 4.4+

MX: 4.4+

例

イーサネットの使用を有効化してイーサネットをオンにする

入力


<wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="ComponentMgr" version="4.4">
        <parm name="EthernetUsage" value="1"/>
        <parm name="EthernetState" value="1"/>
    </characteristic>
</wap-provisioningdoc>

エラー出力

次の XML は、イーサネット機能をサポートしていないデバイスでイーサネット機能を設定しようとしたときに返されるエラーの例です。


<wap-provisioningdoc>
    <characteristic-error desc="exception" type="ComponentMgr" version="4.4" >
        <parm-error name="EthernetUsage" desc="Error in enabling Ethernet UI" value="1" />
        <parm-error name="EthernetState" desc="Failed to Turn On. Ethernet is disabled by admin" value="1" />
    </characteristic-error>
</wap-provisioningdoc>

照会

イーサネット使用条件の値を取得

この照会は、イーサネットオプションの状態を変更できるようにするかどうかを示します。

入力


<wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="ComponentMgr">
        <parm-query name="EthernetUsage"/>
    </characteristic>
</wap-provisioningdoc>

出力


<wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="ComponentMgr" version="4.4">
        <parm name="EthernetUsage" value="1"/>
    </characteristic>
</wap-provisioningdoc>

イーサネット状態の値を取得

この照会は、デバイスのイーサネット状態が現在オン/オフのどちらに設定されているかを示します。

入力


<wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="ComponentMgr">
        <parm-query name="EthernetState"/>
    </characteristic>
</wap-provisioningdoc>

出力


<wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="ComponentMgr" version="4.4">
        <parm name="EthernetState" value="1"/>
    </characteristic>
</wap-provisioningdoc>