[SmartDocs] バーでは、特定の Zebra デバイスに存在する機能のみを表示するように、このページをカスタマイズできます。
デバイスの OSX、MX および Android のバージョン情報は、Android の設定パネルに表示されるか、ADB、EMDK、または MX CSP を使用してデバイスを照会することで確認できます。詳細情報。
Beacon Manager (BeaconMgr) は、サポートされているデバイスの電源がオフのときに、セカンダリ Bluetooth Low Energy (BLE) 無線によって発信される信号を制御します。プライマリ BLE 無線を設定するには、Android BLE API および Bluetooth LE クラスを参照してください。
デバイスから発信された BLE ビーコンは、別デバイスの実行アプリによって検出され、さまざまな目的に使用されます。Beacon Manager を使用すると、ビーコンの内容や設定 (発信電力や間隔など) を管理しやすくなり、バッテリ消費と検出可能な範囲のバランスをとることができます。
BLE ビーコンを活用するソリューションの 1 つに、Zebra Device Tracker があります。これは、BLE ビーコンを発信することで、置き忘れたデバイスを探すためのツールです。サポートされるデバイスの詳細およびリストについては、Zebra Device Tracker を参照してください。
注: 本書では、発信と送信という用語は同じ意味で使用されています。
一部のデバイスのセカンダリ BLE 無線は、バッテリ内にあります。このようなデバイスでは、次のような動作が発生します。
デバイスの電源がオフのときに、デバイスからビーコンが送信されるかどうかを制御します。デフォルトではオフです。
パラメータ名: Beaconing
オプション | 名前 | 説明 | 注記 | 要件 |
---|---|---|---|---|
0 | 変更しない | この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によってデバイスの設定は変更されません。以前に選択した設定はすべて保持されます。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
1 | オンにする | デバイスが電源オフの場合にビーコンを送信できるようにします。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
2 | オフにする | デバイスが電源オフの場合にビーコンを送信できないようにします (デフォルト)。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
サポート対象の電源オフ デバイスにバッテリを再挿入した時点で、BLE 対応バッテリによるビーコンを再開するかどうかを制御します。デフォルトではオンです。
パラメータ名: Beaconing
オプション | 名前 | 説明 | 注記 | 要件 |
---|---|---|---|---|
0 | 変更しない | この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によってデバイスの設定は変更されません。以前に選択した設定はすべて保持されます。 |
MX: 10.5+ Android API: 26+ |
|
1 | オンにする | バッテリを電源オフ デバイスに再挿入した時点でビーコンを再開できます (デフォルト)。 |
MX: 10.5+ Android API: 26+ |
|
2 | オフにする | バッテリを電源オフ デバイスに再挿入した時点ではビーコンを再開させません。 |
MX: 10.5+ Android API: 26+ |
機内モードで電源をオフにしたときに、ビーコンをデバイスから送信するかどうかを制御します。デフォルトでは無効です。機内モードは、デバイスで Settings Manager を使用して設定できます。
重要: デバイスを機内モードにすると、デバイスのビーコン エミッタを含め、すべてのデバイスの無線がオフになります。機内モードのデバイスで電源がオフになると、機内モードでのビーコン パラメータに含まれる設定が有効になります。
このモードでのデバイスの動作は次のとおりです。
[オンにする] を選択すると、機内モードでデバイスの電源がオフになっている間、デバイスのバッテリが消耗するかデバイスの電源が再びオンになるまで、ビーコンが送信されます。この設定では、電源がオフのデバイスから BLE 無線送信が可能です。このような送信は、状況によっては望ましくない場合があります。
[オフにする] を選択すると、機内モードでデバイスの電源をオフにしてもビーコンは出力されません。
このシナリオでは、電源がオフになったデバイスを見つけるために、ビーコンを使用することはできません。
パラメータ名: BeaconingInAirplaneMode
オプション | 名前 | 説明 | 注記 | 要件 |
---|---|---|---|---|
0 | 変更しない | この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によってデバイスの設定は変更されません。以前に選択した設定はすべて保持されます。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
1 | オンにする | 機内モードでデバイスの電源がオフになっている場合に、ビーコン送信を有効にします。上記の警告を参照してください。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
2 | オフにする | 機内モードでデバイスの電源がオフになっている場合に、ビーコン送信を無効にします。上記の警告を参照してください。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
電源がオフのときに紛失したデバイスを検出するために送信されるビーコンのタイプを制御します。AltBeacon は、デバイス近接度を判断するオープン仕様で、デフォルトで有効になっています。[カスタム] を選択する場合は (オプション 3)、CustomBeaconData パラメータを使用してカスタム近接プロトコルを指定します。
パラメータ名: BeaconType
オプション | 名前 | 説明 | 注記 | 要件 |
---|---|---|---|---|
0 | 変更しない | この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によってデバイスの設定は変更されません。以前に選択した設定はすべて保持されます。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
2 | AltBeacon | デバイス ビーコンのオープン仕様 AltBeacon を有効にします (デフォルト)。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
3 | カスタム | CustomBeaconData パラメータに入力されたカスタム ビーコン仕様を有効にします。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
ビーコン送信のパワー レベル (デシベル/ミリワット、または dBm 単位) を入力するために使用します。デバイス検出範囲を最適化するには、電力消費と送信電力のバランスがとれる値を選択してください。デフォルトでは、オプション 1 (1dBm) が選択されています。
パラメータ名: TxPowerLevel
オプション | 名前 | 説明 | 注記 | 要件 |
---|---|---|---|---|
1 | 高 (1dBm) | ビーコン送信パワー レベルを最大に設定して、検出範囲を最大にします。デバイスの使用電力は最も大きくなります (デフォルト)。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
2 | 中 (-7dBm) | ビーコン送信パワー レベルを中程度に設定して、電力を節約しながら検出範囲をわずかに縮小します。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
3 | 低電力 (-15dBm) | ビーコン送信パワー レベルを低く設定して、電力を節約しながら検出範囲を縮小します。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
4 | 超低電力 (-21dBm) | ビーコン送信パワー レベルを非常に低く設定して、電力を節約しながら検出範囲を最小にします。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
5 | カスタム (-127dBm ~ 1dBm) | CustomTxPowerLevel パラメータを使用してカスタム値を入力できます。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
ビーコン送信のパワー レベル (デシベル/ミリワット、または dBm 単位) を入力するために使用します。
入力値のルール:
次の場合に表示: 伝送パワー レベルが [カスタム] の場合
パラメータ名: CustomTxPowerLevel
要件:
- MX: 10.2+
- Android API: 29+
ビーコンの送信と送信の間隔 (ミリ秒単位) を入力するために使用されます。デバイスの場所を最適化するには、電力消費と送信周波数のバランスがとれる値を選択してください。デフォルトでは、オプション 1 (100ms) が選択されています。
パラメータ名: TxInterval
オプション | 名前 | 説明 | 注記 | 要件 |
---|---|---|---|---|
0 | 変更しない | この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によってデバイスの設定は変更されません。以前に選択した設定はすべて保持されます。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
1 | 低レイテンシ (100ms) | ビーコンを 1 秒あたり約 10 回送信します。このオプションは、デバイスの消費電力が最も大きくなります。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
2 | バランス (250ms) | ビーコンを 1 秒間に約 4 回送信します。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
3 | 低電力 (1000ms) | ビーコンを 1 秒に 1 回送信します。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
4 | カスタム (100ms ~ 10240ms) | CustomTxInterval パラメータを使用してカスタム値を入力できるようにします。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
ビーコンの送信と送信の間隔 (ミリ秒単位) を入力するために使用されます。許容範囲は 100ms (1 秒あたり伝送 10 回) および 10240 (10 秒おきに伝送 1 回) です。
入力値のルール:
次の場合に表示: 送信間隔が [カスタム] の場合
パラメータ名: CustomTxInterval
要件:
- MX: 10.2+
- Android API: 29+
明示的ビーコン UUID を入力するかどうかを制御します。オフにすると、セルフ生成したデバイス固有の UUID が使用されます (デフォルト)。
パラメータ名: ExplicitBeaconUUID
オプション | 名前 | 説明 | 注記 | 要件 |
---|---|---|---|---|
0 | (オフ) | ビーコン UUID の明示的入力を無効にします。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
|
1 | (オン) | ビーコン UUID の明示的入力を有効にします。 |
MX: 10.2+ Android API: 29+ |
32 文字の AltBeacon UUID を 16 進形式で入力するために使用します。
20 バイトの AltBeacon データ形式には 40 桁の 16 進数が含まれており、これは UUID (32 桁の 16 進数) および ID1 (4 桁の 16 進数) と ID2 (4 桁の 16 進数) に分かれています。
入力値のルール:
次の場合に表示: ビーコン タイプが [AltBeacon] で、明示的ビーコン UUID のチェックが [オン] の場合
パラメータ名: AltBeaconUUID
要件:
- MX: 10.2+
- Android API: 29+
AltBeacon UUID の ID1 の部分を入力するために使用します。このパラメータが欠落しているか、空白のままになっている場合は、デフォルト値 EBEB
が使用されます。
20 バイトの AltBeacon データ形式には 40 桁の 16 進数が含まれており、これは UUID (32 桁の 16 進数) および ID1 (4 桁の 16 進数) と ID2 (4 桁の 16 進数) に分かれています。
入力値のルール:
次の場合に表示: ビーコン タイプが [AltBeacon] の場合
パラメータ名: ID1
要件:
- MX: 10.2+
- Android API: 29+
AltBeacon UUID の ID2 の部分を入力するために使用します。このパラメータが欠落しているか、空白のままになっている場合は、デフォルト値 ECDD
が使用されます。
20 バイトの AltBeacon データ形式には 40 桁の 16 進数が含まれており、これは UUID (32 桁の 16 進数) および ID1 (4 桁の 16 進数) と ID2 (4 桁の 16 進数) に分かれています。
入力値のルール:
次の場合に表示: ビーコン タイプが [AltBeacon] の場合
パラメータ名: ID2
要件:
- MX: 10.2+
- Android API: 29+
ビーコン送信用のカスタムまたは専用 UUID、URL、およびその他のデータを入力するために使用されます。56 桁の 16 進数文字を使用できます。Bluetooth SIG Advertising 形式に従う必要があります。
.pdf
入力値のルール:
パラメータ名: CustomBeaconData
要件:
- MX: 10.2+
- Android API: 29+
AltBeacon アドバタイズ パケットに製造元バイトまたはカスタム値を入力するために使用します。このパラメータが欠落しているか、空白のままになっている場合は、デフォルト値 00
が使用されます。
入力値のルール:
次の場合に表示: ビーコン タイプが [AltBeacon] の場合
パラメータ名: MfgByte
要件:
- MX: 10.5+
- Android API: 29+
参照受信信号強度インジケータ (RSSI) の値を入力するために使用します。この値は、信号強度に基づいてデバイス ビーコンへの相対距離を推定する場合に役立ちます。このパラメータがない場合、または空白の場合、計算値が挿入されます。この計算値は、選択した TX パワー レベルでビーコンを発信するデバイスから、1m の距離で受信すると想定した RSSI 値です。注: 計算値はデバイスによって異なります。
入力値のルール:
次の場合に表示: ビーコン タイプが [AltBeacon] の場合
パラメータ名: RefRSSI
要件:
- MX: 10.5+
- Android API: 29+
<wap-provisioningdoc>
<characteristic type="BeaconMgr" version="10.2" >
<parm name="Beaconing" value="1"/>
</characteristic>
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<wap-provisioningdoc>
<characteristic type="BeaconMgr" version="10.2" >
<parm name=" BeaconingInAirplaneMode " value="1"/>
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<wap-provisioningdoc>
<characteristic type="BeaconMgr" version="10.2" >
<characteristic type="BeaconParameters">
<parm name="BeaconType" value="2"/>
</characteristic>
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<characteristic type="BeaconMgr" version="10.2" >
<characteristic type="BeaconParameters">
<parm name="BeaconType" value="2"/>
<parm name="ExplicitBeaconUUID" value="1"/>
<parm name="AltBeaconUUID" value="123456789abcdef123456789abcdef12"/>
<parm name="ID1" value="AAAA"/>
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<parm name="TxInterval" value="1"/>
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<characteristic type="BeaconParameters">
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