App Manager

: 特定のデバイスに存在する機能のみを表示するには、下の SmartDocs バーから 1 つまたは複数のフィルタを選択します。

言語に関する注: 入力フィールドには、英語のみを入力できます。

StageNow - 5.3

概要

Application Manager (AppMgr) は、デバイス上のユーザー アプリケーションを管理します。プログラムによってアプリケーションのインストール、アンインストール、アップグレード、起動の有効化 (または無効化) を、すべてユーザーの操作なしで実行できるようにするために使用します。AppMgr では、アプリケーションをデフォルトの起動プログラム (ホーム キーを押すと起動される) として指定したり、アプリケーションの管理に関連するその他のタスクを実行したりすることもできます。

一般的に、消費者向け Android デバイスのアプリ管理では、デバイスに表示される管理 UI をユーザーが操作する必要があります。エンタープライズ モビリティ管理 (EMM) システム (モバイル デバイス管理 (MDM) と呼ばれることもあります) による管理を伴う企業シナリオでは、デバイスにインストールされているユーザー アプリを企業側で完全にコントロールできなくなる可能性があるため、ユーザーの同意や承認が望まれない場合があります。AppMgr はこのようなコントロールを可能にします。

AppMgr の機能を検討する際には、システム アプリとユーザー アプリの違いを理解することが重要です。システム アプリケーションはデバイスに組み込まれており、デフォルトで存在しています。ユーザー アプリケーションは組み込まれておらず、使用前にインストールする必要があります。AppMgr の機能には、システム アプリにのみ適用されるもの、ユーザー アプリにのみ適用されるもの、両方に適用されるものがあります。それぞれの機能は適用されるアプリのクラスを識別します。

主な機能

  • ユーザー アプリのインストール、アンインストール、アップグレード (デバイス ユーザーの操作なし)
  • ホーム キーを押すると起動されるアプリの設定
  • アプリを起動する機能のオン/オフ (ホワイトリストとブラックリスト)
  • 最近使用したアプリケーション リストのクリア
  • アプリのキャッシュ (アプリの一時ファイルの保存場所) をクリア
  • バッテリ最適化の適用除外リストにアプリを追加/リストから削除 (下記を参照)
  • GMS アプリをすべて有効化
  • 無効にしても安全な GMS アプリをすべて無効化
  • 事前に定義されたグループの GMS アプリを無効化
  • アプリ情報へのアクセスを有効化/無効化
  • Android 固有 ID (UID) の予約/予約解除
  • アプリの機能を個別に有効化/無効化
  • アプリごとにバックグラウンド データを個別に有効化/無効化
  • アプリの個別アップグレードを許可/禁止

GMS 制限モード: セキュリティ上の問題に対応するため、Zebra では GMS 制限モードを実装しています。これにより管理者は、デバイスの通常動作を妨害することなく、「安全に無効化できる」と見なされる GMS アプリケーションの一部またはすべてを無効にすることができます。詳細については、「GMS Manager」を参照してください。

アプリの権限

Android で採用されているセキュリティ対策の進歩により、Android 10 ではユーザー エクスペリエンスが変わり、デバイス ユーザーが制御できる部分が拡大されました。このような変更は、Zebra のお客様のエンタープライズ ユース ケースに影響を与える可能性があります。デバイスのセキュリティを維持しながら必要な機能を実装するために、MX 10.0 では、リモート管理システムで一般的に使用されるようなアプリケーション ランタイム権限を、IT 管理者がサイレントに (デバイスとユーザーのやり取りなしに) 付与する機能があります。この CSP によって実行されるアクションの一部 (インストールとアップグレードを含む) は、Android 10 以降を実行するデバイスでランタイム権限をサイレントに付与するために、Android API レベル 23 (またはそれ以降) でアプリをターゲットにする必要があります

バッテリ最適化

App Manager を使用すると、バッテリ最適化の「除外ホワイトリスト」に 1 つまたは複数のアプリを追加できます。このリストにあるアプリを実行している間は、デバイスが Doze モードや アプリ スタンバイ省電力モードに入らなくなるため、機能を継続したりサービスを提供し続けたりすることができるようになります。Doze モードでは、デバイスがアイドル状態のときにバックグラウンド CPU とネットワーク アクティビティを遅延させることにより、バッテリ電力を節約します。アプリ スタンバイは、ユーザーが最近操作していないアプリのバックグラウンド ネットワーク アクティビティを遅らせます。デフォルトでは、システム アプリ以外のすべてのアプリは、ホワイトリストに追加された場合を除いて Doze モードやアプリ スタンバイ モードになることがあります。

詳細については、Android 開発者サイトを参照してください。

仮想キーボード

仮想キーボード (ソフト入力パネルとも呼ばれます) は、目的の AppMgr アクションでパッケージ名を参照することにより、有効または無効になります。最も一般的なキーボードを、以下にいくつか示します。

  • AI Type - com.aitype.android.p
  • AnySoftKeyboard - com.menny.android.anysoftkeyboard
  • AOSP - com.android.inputmethod.latin
  • Chrooma - com.gamelounge.chroomakeyboard
  • Fancykey - com.pinssible.fancykey
  • Fleksy - com.syntellia.fleksy.keyboard
  • GBoard - com.google.android.inputmethod.latin
  • Ginger - com.gingersoftware.android.keyboard
  • GO - com.jb.emoji.gokeyboard
  • Grammarly Keyboard - com.grammarly.android.keyboard
  • Hacker’s keyboard - org.pocketworkstation.pckeyboard
  • Minuum - com.whirlscape.minuumfree
  • Multiline O Keyboard - kl.ime.oh
  • OpenBoard - org.dslul.openboard.inputmethod.latin
  • Simple Keyboard - rkr.simplekeyboard.inputmethod
  • Swiftkey - com.touchtype.swiftkey
  • Vysor - com.koushikdutta.vysor

アクション

アプリまたはアプリ関連の設定またはアクションで、実行するアクションを入力するために使用されます。アクションは、システム アプリのみ、ユーザー アプリのみ、またはその両方に適用できます (次の表を参照)。

:

  • 重要: Android 10 の権限の変更については、「概要」セクションを参照してください
  • 仮想キーボード (ソフト入力パネルとも呼ばれます) は、アプリと同じように、目的の AppMgr アクションでパッケージ名を参照することにより、有効または無効になります。無効になっているキーボードは、Android 設定パネルに選択肢として表示されません。仮想キーボードのリストについては、「概要」セクションを参照してください。
  • 一部の古いデバイスでは、[ClearRecentApps] アクションを使用して「最近使用したアプリ」リストをクリアした後も、"保護された" アプリはリストに残ります
    詳細については、「保護リスト アクション パラメータ」を参照してください。
  • エンタープライズ リセットを行った後も DisableGMSApps アクションを残す場合、アクションの前にかならず Android セットアップ ウィザードのバイパスを行い、予期しない動作を防ぐ必要があります。詳細については、「Power Manager」を参照してください。
  • EnableGMSApps および DisableGMSApps アクションは、SDM660 プラットフォーム デバイスでのみサポートされています。この種のデバイスには次のようなものがありますが、ここにすべて列挙されているとは限りません
    • ET51
    • ET55
    • L10
    • MC93
    • PS20
    • TC52
    • TC57
    • TC72
    • TC77
  • 重要: デバイスをアップグレードして [GMS 制限] モード (MX 8.3 以降で実装) にアクセスする場合は、アップグレードと関連アクションを次の順序で実行する必要があります。
    • 以前に App Manager アクション「DisableGMSApps」を使用してアプリを無効にしていた場合は、App Manager アクション「EnableGMSApps」を実行します。
    • MX 8.3 以降を含むパッケージでデバイスのアップグレードを実行します。
    • "制限付き" GMS Manager アクションを実行します。
    • GMS の制限を有効にするアクションを実行した後は、デバイスを再起動することを推奨します
    • 必要に応じて、Persist Manager を使用してデバイス上の XML を保護します。
      : デバイスを新しい OS に移行し、さらに単一の XML プロファイルを使用して GMS 制限モードを実装することはできません

GMS が制限されている場合の詳細については、「GMS Manager」を参照してください

注: インストールおよびアップグレード アクションの場合、Android 10 以降を実行しているデバイスでランタイム権限をサイレントに付与するには、アプリが Android API レベル 23 (またはそれ以降) をターゲットにしている必要があります。

パラメータ名: アクション

オプション 名前 説明注記 要件
0 何もしない この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によって、デバイスの設定は変更されません。

MX: 4.1+

1 Install デバイス上の指定されたパスにある .apk ファイルに含まれているユーザー アプリをインストールします。要求されたアプリケーションをインストールできない場合は、結果の XML ドキュメントにエラーが返されます。注: デバイスにすでにインストールされているアプリと同じパッケージ名のアプリをインストールしようとすると、結果の XML にエラーが発生します。デバイスにすでにインストールされているアプリを、パッケージ名が同一の別バージョンに置き換えるには、アップグレード アクション (オプション 3) を使用します。

OSX: 1.0+

MX: 4.2+

2 Uninstall 指定したパッケージ名を持つユーザー アプリをデバイスから削除します。要求されたアプリが見つからないか削除できない場合は、結果の XML にエラーが返されます。注: アプリが削除されると、そのアプリが所有するサンドボックス領域に格納されているデータも削除されます。このようなデータを必要とするアプリを再インストールする場合は、データを再度作成する必要があります。

OSX: 1.0+

MX: 4.1+

3 Upgrade 指定したパスの .apk ファイルに含まれているユーザー アプリを、デバイス上の同じパッケージ名でアップグレードします。アプリケーションをアップグレードする場合、そのアプリケーションに関連付けられたデータは維持されます。Android 4.x KitKat 以降を実行しているデバイスでは、要求されたアプリが見つからない場合、選択されたアプリがインストールされます。Android Jelly Bean を実行しているデバイスでアップグレードする場合、同じアプリの任意のバージョンをどのバージョンにでも置き換えることができます。Android 4.x KitKat 以降を実行しているデバイスでアップグレードする場合は、数値的に大きいバージョン番号のアプリでのみ置き換えることができます。

OSX: 1.0+

MX: 4.1+

4 SetDefaultLauncher 指定したパッケージ名を使用して、システムまたはユーザー アプリを新しいデフォルトの起動プログラムとして設定します。指定されたアプリはデバイスにすでにインストールされている必要があり、通常は Android 仕様に従って Android 起動プログラムとして設計されている必要があります。指定されたパッケージ名を持つアプリがデバイスにインストールされていない場合、結果の XML ドキュメントにエラーが返されます。

OSX: 1.3+

MX: 4.1+

5 EnableApplication 指定したパッケージ名を持つシステム アプリを起動できるようにします。パッケージ名がデバイスに存在しない場合、結果の XML ドキュメントにエラーが返されます。

MX: 4.2+

Android API: 1+

6 DisableApplication 指定したパッケージ名を持つシステム アプリが起動されないようにします。パッケージ名がデバイスに存在しない場合、結果の XML ドキュメントにエラーが返されます。

MX: 4.2+

Android API: 1+

7 ClearRecentApps Android の最近使用したアプリケーションのリストをクリアします。クリアしない場合、ユーザーは最近使用したアプリを表示して起動できます (保護アプリは除外されます。上記の注を参照してください)。

MX: 4.2+

Android API: 16+

8 LaunchApplication システム アプリまたはユーザー アプリをパッケージ名ではなく表示名で起動できます (大文字と小文字は区別されません)。これは、起動プログラム、App Drawer、Application Manager、または strings.xml ファイルの [app_name] フィールドに表示されるアプリケーション名 (すなわち「Calculator」など) を参照します。この値を使用するには、アプリとそのアイコンまたはウィジェットが起動プログラムの画面に表示され、そのアイコンまたはウィジェットを使用してアプリのメイン アクティビティを起動できる必要があります。アプリが存在しない場合、アイコンまたはウィジェットがない場合、そのメイン アクティビティを使用して起動できない場合、またはサービスと受信者しか含まれていない場合は、結果の XML ドキュメントにエラーが返されます。

MX: 5.1+

Android API: 1+

9 BatteryOptimization Android Nougat 7.x (以降) を実行しているデバイスでは、デフォルトですべてのアプリが Doze モードに入り、バッテリ持続時間を最大化します。[BatteryOptimization] パラメータを使用すると、1 つまたは複数のアプリがバッテリ最適化の「除外ホワイトリスト」に追加 (以前に追加されていた場合は削除) できるようになります。このリストで、アプリの実行中にデバイスが省電力モードに入るかどうかを決定します。

MX: 7.0+

Android API: 23+

10 ClearApplicationCache アプリの一時ファイルを格納するアプリケーション キャッシュを消去します。これは、Android App Manager の設定パネルからアクセスされる [キャッシュのクリア] ボタンを押した場合と同じ動作になります。

MX: 8.0+

Android API: 24+

11 EnableGMSApps デバイス上のすべての GMS アプリケーションおよびサービスを有効にし、それ以前のアクションを無効にすることができます。その後の DisableApplication アクションは有効です。

OSX: 8.1+

MX: 8.0+

Android API: 24+

12 DisableGMSApps デバイス上のすべての GMS アプリケーションおよびサービス (無効にしても安全なもの) を無効にし、Android 起動プログラムからアイコンを削除します。その後の EnableApplication アクションは有効になります。「注」を参照してください。

OSX: 8.1+

MX: 8.0+

Android API: 24+

13 ClearApplicationUserData パッケージ パラメータで指定されたアプリが作成したデータをすべて消去します。

OSX: 8.1+

MX: 9.1+

Android API: 24+

14 ReserveUID 今までインストールされたことがないアプリの一意の Android ユーザー ID (UID) を予約するか、または以前に割り当てられたアプリの UID を保存します。

OSX: 9.2+

MX: 9.2+

Android API: 28+

15 UnReserveUID インストールされているアプリの UID の予約を削除します。

OSX: 9.2+

MX: 9.2+

Android API: 28+

16 AllowApplicationUpgrade Google Play ストアからダウンロードしたアップグレードの適用を、選択したアプリに許可します。

OSX: 8.13+

MX: 10.3+

Android API: 26+

17 DisallowApplicationUpgrade Google Play ストアからダウンロードしたアップグレードの適用を、選択したアプリに禁止します。

OSX: 8.13+

MX: 10.3+

Android API: 26+

.apk 名

アプリのインストールまたはアップグレードを実行するデバイス ファイル システム内の Android .apk ファイルのパスとファイル名を入力するために使用します。

重要: .apk ファイルは、ユーザー アプリのインストールまたはアップグレード、あるいはシステム アプリのアップグレードにのみ使用できます。.apk ファイルからインストールされているアプリケーションは、デバイスに組み込まれていないため、定義上はユーザー アプリケーションになります。

アップグレードの場合、アップグレードするアプリケーションと同じ開発者証明書を使用して .apk ファイルに署名する必要があります。署名しなければ、結果の XML ドキュメントにエラーが返されます。システム アプリケーションは、ビルトイン システム アプリケーションの作成者と同じ開発者が作成した .apk ファイルのみを使用してアップグレードできます。アップグレードされたシステム アプリケーションはユーザー アプリであると見なされますが、置き換えた元のバージョンと同じ権限を備え、新しいバージョンでも元のシステム アプリと同じ動作を実行できるようになっています。データがクリアされ、そのようなアプリからアップグレードが削除されると、アプリは元のビルトイン バージョンに戻り、再びシステム アプリと見なされます。

入力値のルール:

  • デバイス常駐 .apk ファイルのフル パスと名前を含む 1 ~ 255 文字の文字列。例: /storage/sdcard1/Herald.apk

次の場合に表示: アクションが [Install] または [Upgrade] の場合

パラメータ名: APK

要件:

  • OSX: 1.0+
  • MX: 4.2+

パッケージ名

選択したアクションに対してアプリケーションのパッケージ名を 1 件または複数入力するために使用されます。複数のパッケージ名はカンマで区切ります。パッケージ名は正確に指定する必要があり、取得するには、アプリケーション開発者から提供を受ける、.apk ファイルからパッケージ名を抽出する、デバイスで検索するという方法のいずれかを使用します。

重要: パッケージ名がリストで正しく指定されていない場合、その名前の後に続く名前はすべて無視されます

入力値のルール:

  • 有効なパッケージ名を含む 1 ~ 255 文字の文字列。例: com.mycompany.mypackage
  • 複数の名前はカンマで区切ります

次の場合に表示: アクションが [Uninstall]、[Set as Default Launcher]、[Enable Application]、[Disable Application]、[Clear Application Cache]、[Remove Application User Data]、[Reserve UID]、[Unreserve UID]、[Allow Application Upgrade] または[Disallow Application Upgrade] の場合

パラメータ名: Package

要件:

  • OSX: 1.0,1.3+
  • MX: 4.2+
  • Android API: 1+

パッケージ署名

パッケージ名パラメータで指定されたアプリケーションに署名するための、証明書ファイル名の入力に使用されます。

入力値のルール:

  • 有効なファイル名を含む 1 文字以上の文字列

次の場合に表示: 保護リスト アクションが [Reserve Application UID] の場合

パラメータ名: PackageSignature

要件:

  • MX: 9.2+

アプリケーション名

選択したアクションのアプリケーション名を入力するために使用します。

: アプリケーションで上記のアクションを実行するには、パッケージ名の代わりにそのアプリケーションの名前を指定します。名前は、Android 起動プログラム、App Drawer、または Application Manager のアプリケーション アイコンに伴う名前として定義されます。この名前は、strings.xml ファイルの [app_name] フィールドでも指定されます。

入力値のルール:

  • 1 ~ 255 文字の文字列
  • 起動プログラム、App Drawer、Application Manager、または strings.xml ファイルの [app_name] フィールドに表示されるアプリケーションの名前を含む文字列 (すなわち「Calculator」など)
  • アプリケーション名では、大文字と小文字は区別されません

次の場合に表示: アクションが [Launch an application] の場合

パラメータ名: ApplicationName

要件:

  • MX: 5.1+

保護リスト アクション

保護リストでアプリケーションを追加または削除するために使用されます。これにより、特定の制約からアプリを除外できます。

: 一部のデバイスでは、[ClearRecentApps] アクションを使用して消去した後も、保護されたアプリは最近使用したアプリ リストに残ります。

保護リストにパッケージ名が入っているアプリは、次の操作を実行できます。

  • デバイス ユーザーがログインしていない場合に起動する
  • デバイス ユーザーがログアウトしても実行を継続する
  • マルチユーザー データ分離が有効になっている場合でも、すべてのユーザーからアクセス可能なデータのコピーを 1 つ保持する
  • 最近使用したアプリのリストがクリアされた後もリストに残る

次の場合に表示: アクションが [Install]、[Uninstall]、[Upgrade]、[SetDefaultLauncher]、[EnableApplication]、[DisableApplication]、[ClearRecentApps] または [LaunchApplication] の場合

パラメータ名: ProtectedListAction

オプション 名前 説明注記 要件
0 何もしない この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によって、保護リストは変更されせん。

OSX: 1.2+

MX: 4.2+

1 AddAppToProtectedList 指定したアプリ パッケージ名を保護リストに追加します。

OSX: 1.2+

MX: 4.2+

2 RemoveAppFromProtectedList 指定したアプリ パッケージ名を保護リストから削除します。

OSX: 1.2+

MX: 4.2+

3 ClearProtectedList 保護リストからすべてのアプリ パッケージ名を削除します。

OSX: 1.2+

MX: 4.2+

保護リスト パッケージ名

保護リストで追加または削除するアプリケーションのパッケージ名を入力するために使用します。複数の名前はカンマで区切ります。名前は正確に指定する必要があり、取得するには、アプリケーション開発者から提供を受ける、.apk ファイルからパッケージ名を抽出する、デバイスで検索するという方法のいずれかを使用します。

重要: パッケージ名がリストで正しく指定されていない場合、その名前の後に続く名前はすべて無視されます**。

入力値のルール:

  • 1 つまたは複数の有効なパッケージ名を含む 1 ~ 255 文字の文字列。例: com.mycompany.myPackage
  • 複数の名前はカンマで区切ります。例: com.mycompany.myPackage,com.mycompany.myOtherPackage

次の場合に表示: 保護リスト アクションが [Add Application to Protected List] または [Remove Application from Protected List] の場合

パラメータ名: ProtectedListPackage

要件:

  • OSX: 1.2+
  • MX: 4.2+

アプリ情報へのアクセス

すべてのアプリケーションのアプリ情報へのアクセスをブロックし、Android 設定パネルの他の部分へのアクセスはブロックしないという場合に使用します。無効にすると、デバイス ユーザーはインストールされているアプリケーションの設定に対し、アプリ情報を使用して介入することができなくなります。

AppMgr はインストールされているアプリケーションを制御できるため、デバイス ユーザーがデバイス内の [Android 設定] パネルのアプリ情報セクションを使用して、インストールされているアプリケーションに影響を与えるかもしれないということが懸念事項になります。たとえば、デバイス ユーザーがアプリケーションを終了 (Force Stop) したり、アプリケーション データを削除 (Clear Data) したり、またアプリケーションを完全にアンインストールしたりすることがあります。MDM/EMM システムを使用してデバイスにインストールされているアプリケーションのセットを制御している場合、このようなユーザーのアクティビティは望ましくない可能性があります。

この問題に加えて、アプリ情報は [Android 設定] パネル以外のデバイス UI の複数の場所からアクセスできます。たとえば、アプリ情報には最近使用したアプリのリストから、または通知バーのアプリケーション関連通知からアクセスできます。

アプリ情報を使用してインストールされているアプリケーションの設定をデバイス ユーザーから変更できないようにするには、デバイス ユーザーもまとめてアプリ情報にアクセスできないようにすることが望ましい場合があります。もちろん、AppMgr を使用してシステム設定メニュー アプリケーションの起動を無効にしてアプリ情報にアクセスできないようにすることもできます。ただしこの場合は、設定パネルの他のすべての機能にもアクセスできなくなります。目標を絞り込んだアプローチでは、アプリ情報のみをブロックできます。

パラメータ名: AccessAppInfoAction

オプション 名前 説明注記 要件
0 何もしない この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によってデバイスの設定は変更されません。以前に選択した設定はすべて保持されます。

OSX: 4.2+

MX: 4.2+

1 EnableAccessAllInfo Android 設定パネル アプリケーションへのアクセスが有効になっている場合、デバイス上のすべてのアプリケーションでアプリ情報にアクセスできるようにします。

OSX: 4.2+

MX: 4.2+

2 DisableAccessAllInfo デバイス上のすべてのアプリケーションでアプリ情報にアクセスできないようにします。

OSX: 4.2+

MX: 4.2+

Doze モードの禁止

目的の動作が Doze モードを許可する場合は、このパラメータを使用しないでください。Android 7.x (Nougat) 以降を実行しているデバイスでは、デフォルトですべてのアプリが Doze モードに入り、バッテリ持続時間を最大化します。

バッテリ最適化の「除外ホワイトリスト」に追加する 1 つまたは複数のアプリ (パッケージ名による) を入力するために使用します。実行中は、このリストのアプリにより、デバイスが省電力モードにならないようになっています。複数のパッケージ名を入力するには、カンマで区切ります。パッケージ名は正確に指定する必要があり、取得するには、アプリケーション開発者から提供を受ける、.apk ファイルからパッケージ名を抽出する、デバイスで特定するという方法のいずれかを使用します。Doze モードは、Power Manager CSP を使用して制御します。

入力値のルール:

  • 1 つまたは複数のパッケージ名を含む文字列。例: com.mycompany.mypackage
  • 複数の名前はカンマで区切ります

重要: 名前がリストで正しく指定されていない場合、その名前の後に続く名前はすべて無視されます。

次の場合に表示: アクションが [バッテリ最適化] の場合

パラメータ名: AddPackageNames

要件:

  • MX: 7.0+

Doze モードの許可

バッテリ最適化の「除外ホワイトリスト」から削除する 1 つまたは複数のアプリ (パッケージ名による) を入力するために使用します。リストに入っていないアプリでは、デバイスが省電力モードにならないようにすることはできません。複数のパッケージ名を入力するには、カンマで区切ります。パッケージ名は正確に指定する必要があり、取得するには、アプリケーション開発者から提供を受ける、.apk ファイルからパッケージ名を抽出する、デバイスで特定するという方法のいずれかを使用します。

入力値のルール:

  • 1 つまたは複数のパッケージ名を含む文字列。例: com.mycompany.mypackage
  • 複数の名前はカンマで区切ります

次の場合に表示: アクションが [バッテリ最適化] の場合

パラメータ名: RemovePackageNames

要件:

  • MX: 7.0+

アプリの機能

デバイス上の特定の (サポートされている) 機能へのアクセスを制御するために使用されます。

次の場合に表示: アクションが [何もしない] でない場合

パラメータ名: AppFeature

オプション 名前 説明注記 要件
1 バックグラウンド データ 選択したアプリがバックグラウンド データを使用して通信できるようにします。

MX: 9.3+

Android API: 26+

アプリ機能アクション

これは、アプリ機能パラメータを使用して選択された機能、またはアプリ機能パッケージ パラメータを使用して選択されたパッケージの機能のオン/オフ スイッチです。

パラメータ名: AppFeatureAction

オプション 名前 説明注記 要件
0 何もしない この値 (またはこのパラメータが XML に存在しないこと) によってデバイスの設定は変更されません。以前に選択した設定はすべて保持されます。

MX: 9.3+

Android API: 26+

1 オンにする 選択された機能を有効にします。

MX: 9.3+

Android API: 26+

2 オフにする 選択された機能を無効にします。

MX: 9.3+

Android API: 26+

アプリ機能パッケージ名

アプリ機能アクションを実行するアプリ パッケージの名前を入力するために使用されます。複数の名前はカンマで区切ります。

入力値のルール:

  • デバイス常駐アプリ パッケージのフル パスと名前を含む 1 文字以上の文字列
  • 複数の名前はカンマで区切ります (packagename1,packagename2,packagename3 など)

次の場合に表示: アクションが [何もしない] でない場合

パラメータ名: AppFeaturePackages

要件:

  • MX: 9.3+
  • Android API: 26+

アプリケーションのインストール


<!-- Silently install Clock.apk from the /enterprise/usr/persist folder -->
<wap-provisioningdoc>
    <characteristic version="4.2" type="AppMgr">
        <parm name="Action" value="Install" />
        <parm name="APK" value="/enterprise/usr/persist/Clock.apk" />
    </characteristic>
</wap-provisioningdoc>

アプリケーションのアップグレード


<!-- Silently upgrade Clock.apk from the /enterprise/usr/persist folder -->
<wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="AppMgr" version="4.2" >
        <parm name="Action" value="Upgrade"/>
        <parm name="APK" value="/enterprise/usr/persist/Clock.apk"/>
    </characteristic>
</wap-provisioningdoc>

アプリケーションの無効化


<wap-provisioningdoc>
    <characteristic version="4.2" type="AppMgr">
        <parm name="Action" value="DisableApplication" />
        <parm name="Package" value="com.mypackagename" />
    </characteristic>
</wap-provisioningdoc>

アプリケーションのアンインストール


<wap-provisioningdoc>
    <characteristic version="4.2" type="AppMgr">
        <parm name="Action" value="Uninstall" />
        <parm name="Package" value="com.packagename" />
    </characteristic>
</wap-provisioningdoc>

アプリケーションをインストール後に起動


<wap-provisioningdoc>
    <characteristic version="4.2" type="AppMgr">
        <parm name="Action" value="Install" />
        <parm name="APK" value="/sdcard/myapp.apk" />
    </characteristic>
    <characteristic version="4.3" type="Intent">
        <parm name="Action" value="StartActivity" />
        <parm name="ActionName" value="android.intent.action.MAIN" />
        <parm name="Package" value="com.mypackage" />
        <parm name="Class" value="com.mypackage.myactivity" />
    </characteristic>
</wap-provisioningdoc>

バッテリ最適化リストにアプリを追加

    
    <wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="AppMgr" version="7.0" >
        <parm name="Action" value="BatteryOptimization"/>
        <parm name="AddPackageNames" value="com.example.android.deviceowner, com.symbol.software.filexpa"/>
    </characteristic>
    </wap-provisioningdoc>

    // Response from AppMgr CSP on success: 

    <wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="AppMgr" version="7.0" >
        <parm name="Action" value="BatteryOptimization"/>
        <parm name="AddPackageNames" value="com.example.android.deviceowner, com.symbol.software.filexpa"/>
    </characteristic>
    </wap-provisioningdoc>

バッテリ最適化リストからアプリを削除

    
    <wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="AppMgr" version="7.0" >
        <parm name="Action" value="BatteryOptimization"/>
        <parm name="RemovePackageNames" value="com.example.android.deviceowner, com.symbol.software.filexpa"/>
    </characteristic>
    </wap-provisioningdoc>

    // Response from AppMgr CSP on success: 

    <wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="AppMgr" version="7.0" >
        <parm name="Action" value="BatteryOptimization"/>
        <parm name="RemovePackageNames" value="com.example.android.deviceowner, com.symbol.software.filexpa"/>
    </characteristic>
    </wap-provisioningdoc>

アプリケーション キャッシュをクリアします

    
    <wap-provisioningdoc>
    <characteristic type="AppMgr" version="8.0" >
        <parm name="Action" value="ClearApplicationCache"/>
        <parm name="Package" value="com.symbol.tool.stagenow"/>
    </characteristic>
    </wap-provisioningdoc>