このウィザードを使用して、イーサネット、Wi-Fi、またはプライベート セルラー APN を介したインターネット接続を可能にする、「工場出荷状態」 (ファクトリ リセット状態) のデバイスのネットワーク設定を構成します。これによって、デバイスがインターネットベースの Google ゼロ タッチ サーバーにアクセスできるようになります。Google ゼロ タッチ サーバーは Enterprise Mobile Management (EMM) システムでデバイス オーナーの登録を実行するため、ユーザーによる操作を最小限に抑えながらデバイスを管理できるようになります。このウィザードで入力した設定はエンタープライズ リセット後もデバイス上で保持されるため、その後の登録作業が自動化されます。
要件
- StageNow 4.2 以降
- MX 10 以降を搭載した Android 8.x Oreo (またはそれ以降) が動作している Zebra デバイス
- ゼロ タッチをサポートする EMM および資格情報
ゼロ タッチ ウィザードの使用
IMPORTANT:
[ゼロ タッチ] ウィザードを使用しても、最初の起動時や、工場出荷時へのリセットまたはエンタープライズ リセット直後に再起動したときに、新しいデバイスで [Android セットアップ] ウィザードが実行されないようにすることはできません。
手動で Android セットアップ ウィザードをバイパスする方法。
注: 設定の異なる複数のデバイスをステージングするために使用可能な単一のプロファイルを作成するには、動的ステージングを有効にします。
- StageNow のホーム画面で、[新しいプロファイルの作成] をクリックしてウィザードのリストを表示します。
次に、[ゼロ タッチ ネットワークの設定] を選択してウィザードを開始します。画像をクリックすると拡大表示され、Esc キーを押すと終了します。
- デバイスをインターネットに接続するためのネットワーク タイプを選択します。
注: 選択できるネットワーク タイプは 1 つのみです。
画像をクリックすると拡大表示され、Esc キーを押すと終了します。
- デバイスを LAN 接続用に設定するための設定を入力します。
注: MX 10.2 以降を搭載したデバイスでは、StageNow 5.0.2 以降で次に挙げるネットワーク オプションを選択できます。
• RF 帯域 (2.4GHz、5.0GHz、または自動)
• Fine Timing Measurement (FTM) (有効/無効)
• ネットワーク タイプ (PSK/PEAP)
• PEAP/MSCHAPv2 オプション (PEAP がネットワーク タイプの場合)
画像をクリックすると拡大表示され、Esc キーを押すと終了します。
- [永続] 環境設定を選択し、[続行] をクリックします。
画像をクリックすると拡大表示され、Esc キーを押すと終了します。
- 必要に応じて、[+ 展開] をクリックして設定を確認します。
次に、[プロファイルの完了] をクリックして続行します。画像をクリックすると拡大表示され、Esc キーを押すと終了します。
- 必要に応じて、バーコードや USB/SD (
.bin
ファイル)、バーコード タイプなどの導入の基本設定を選択します。画像をクリックすると拡大表示され、Esc キーを押すと終了します。
- プロファイルをテスト して、目的の動作を確認します。
次に、[公開] をクリックして、プロファイルを StageNow オペレータが使用できるようにします。 - 必要に応じて エクスポート方法を選択します。
これで、プロファイルを導入する準備ができました。
IMPORTANT NOTES:
• [ゼロ タッチ] ウィザードを使用しても、最初の起動時や、工場出荷時へのリセットまたはエンタープライズ リセット直後に再起動したときに、新しいデバイスで [Android セットアップ] ウィザードが実行されないようにすることはできません。
手動で Android セットアップ ウィザードをバイパスする方法。
• 同じホスト ワークステーションまたは別のホスト ワークステーションに保存してインポートした場合、ゼロ タッチ プロファイルはゼロ タッチ登録では機能しなくなりました。