概要
このウィザードを使用して、[工場出荷時へのリセット] (すべてのデータ) または [エンタープライズ リセット] (非永続データのみ) を使用してデバイスのデータを消去します。リセット アクションに関するその他の重要な情報を参照してください。
バイパスに関する注
- MX 9.1 以降を搭載したデバイスは、[Android セットアップ] ウィザードを自動的にスキップし、
.bin
ファイルが見つかるとステージングを開始します。 - MX 7.1 以降を搭載したデバイスでは、Power Manager CSP を使用したエンタープライズ リセットの後に、[Android セットアップ] ウィザード (「ようこそ画面」ともいいます) を自動的にバイパスすることができます。Power Manager のセットアップ ウィザードのバイパス パラメータの詳細を参照してください。
- Android M 以降を搭載したデバイスでは、ウィザードが表示されたとき、またはその後の任意のタイミングでバーコードをスキャンすることで、[Android セットアップ] ウィザードをスキップすることもできます。詳細については、下記の「セットアップ ウィザードの手動でのバイパス」セクションを参照してください。
デバイスのワイプ
[デバイスのワイプ] プロファイルを作成する方法:
[新しいプロファイルの作成] を選択します。
ドロップダウン メニューから MX のバージョンを選択します。
[デバイスのワイプ] ウィザードを選択し、[作成] を選択します。
プロファイルの名前を入力します。[開始] を選択して続行します。
注: プロファイル作成時に、ウィンドウの右上隅にあるインジケータに作成のステータスが表示されます。
目的の消去方法を選択します。[続行] を選択して続行します。
- デバイス固有のデータを破棄してデバイスを永続デフォルト状態に戻すには、[エンタープライズ リセット] を選択します。非永続データはすべて破棄されます。
- すべてのデータを破棄してデバイスを工場出荷時のデフォルトに戻すには、[工場出荷時へのリセット] を選択します。ユーザー コンテンツは保持されません。
必要な情報を選択し、[続行] を選択します。詳細については、「設定タイプ/電源」を参照してください。
[続行] を選択して、[確認] ウィンドウに進みます。
セットアップ ウィザードの手動でのバイパス
MX 9.1 以降では、[Android セットアップ] ウィザードをバイパスするためのバーコードが構成バーコードに埋め込まれています。これにより、バイパスとデバイスの構成が 1 つの手順に統合されます。以下のプロセスとルールは、MX 9.1 より前のバージョンのデバイス用に生成されたバーコードに適用されます。
手動でステージングする場合は、Android M 以降を搭載したデバイスで、ウィザードの任意の段階で下記のバーコードをスキャンすることで、[Android セットアップ] ウィザードをスキップできます。Android N 以降を搭載したデバイスでは、バーコードをスキャンすると、Android および Zebraのセットアップ ウィザード (分析のオプトアウトを含む) がバイパスされます。[Android セットアップ] ウィザードの作業が途中の場合は、バイパスのスキャンの前に入力されたデータが適用されます。
バイパスの制限
Scan-to-Bypass は次の Zebra デバイスおよび最低限の BSP でのみサポートされています。
- TC51、TC56、TC70x および TC75x:
- LG パッチ 8 を含むフル イメージの
01-21-04.1-MG
(BSP21) 以降が搭載された Android Marshmallow
- LG パッチ 8 を含むフル イメージの
- MC3300、TC51、TC56、TC70x、TC75x および VC80x:
- フル イメージの
01-01-49NG-00-A
(BSP49) 以降が搭載された Android Nougat
- フル イメージの
- TC20/TC25 デバイス:
- フル イメージの
04-14-30-0-NG-00-M1
以降が搭載された Android Nougat
- フル イメージの
IMPORTANT NOTES:
- MX 9.0 を搭載したデバイスでは、すべての
.bin
ファイルによって [セットアップ] ウィザードがバイパスされます。 - MX 9.1 以降を使用するデバイスでは、セキュリティ チェックにより、StageNow プロファイルが MX 9.1 以降を使用して作成された場合のみバイパスが発生するようになります。
- MX 9.1 以降を搭載したデバイスは、[Android セットアップ] ウィザードを自動的にスキップし、
.bin
ファイルが見つかるとステージングを開始します。
その他のメモ:
- Android セットアップウィザードのバイパスは GMS デバイスにのみ適用されます。GMS 以外のデバイスにはウィザードが採用されていません。
- Scan-to-bypass 機能は、前述のものより新しいすべての BSP に搭載されています。
- デバイス内の BSP を表示するには、[設定] > [デバイス情報] > [ビルド番号] に移動します。
デバイスのアップデート
バイパス バーコードで使用するためにデバイスをアップデートするには、以下の該当するページにアクセスして、指示に従ってください。
- TC51、TC56、TC70x、TC75x OS の更新ページ - Android M、N 以降
- MC33 OS の更新ページ - Android N 以降
- VC80x OS の更新ページ - Android N 以降
- TC20/TC25 OS の更新ページ - Android N 以降
このバーコードをスキャンしてウィザードをスキップし、StageNow クライアントを実行します。