概要
このウィザードを使用して、デバイスで OS の更新を実行します。[OS の更新] アクションは、デバイスに .zip
ファイルをダウンロードするか、デバイスに存在する .zip
ファイルを使用して、OS に更新またはパッチを適用します。このウィザードで、ネットワークに接続できます。
OS の更新の実行
[OS 更新の実行] プロファイルを作成する方法:
[新しいプロファイルの作成] を選択します。
ドロップダウン メニューから MX のバージョンを選択します。
[OS の更新の実行] ウィザードを選択し、[作成] をクリックして続行します。
プロファイルの名前を入力し、[開始] をクリックして続行します。
StageNow バーコードを使用してこのネットワークに接続する場合は、[はい] をクリックし、[続行] をクリックして続行します (ネットワークに接続して設定ウィンドウに入力する方法については、「プロファイル/ネットワークの接続」を参照してください)。
注: このウィザードには、[導入] セクションがあります。導入を行うには、ホスト コンピュータとデバイスが同じネットワーク上にある必要があります。
Rapid Deployment (RD) クライアントを使用してこのネットワークに接続するかどうかを選択します (表示された場合)。[RD 構成] セクションは、[設定] 画面で [レガシー モード] が有効になっている場合のみ表示されます。StageNow クライアントが入っていないデバイスの場合は、[はい] をクリックします (詳細については、「Rapid Deployment (RD) クライアント」を参照してください)。
[はい] を選択した場合は、Wi-Fi オプションまたは Wi-Fi プロファイル (あるいはその両方) を設定するかどうかを選択します (「設定タイプ/Wifi mgr」を参照してください)。
OS の更新を実行する方法を選択し、[続行] をクリックして続行します。
- OS 更新用の
.zip
ファイルをデバイスにプッシュするには、[いいえ、ファイルをダウンロードします] を選択します。 - デバイスにすでに存在する OS 更新用の
.zip
ファイルを使用するには、[はい、そのファイルを適用します] を選択します。
- OS 更新用の
[いいえ、…]を選択した場合
a. ダウンロード中に Wi-Fi がオフにならないようにするかどうかを選択します (詳細については、[設定タイプ] > [Wi-Fi] を参照してください)。
b.
.zip
ファイルの情報を入力します (詳細については、[設定タイプ] > [ファイル] を参照してください)。a. ダウンロード後に Wi-Fi をオフにするかどうかを選択します (詳細については、[設定タイプ] > [Wi-Fi] を参照してください)。
.zip
ファイルの情報を入力します (詳細については、[設定タイプ] > [電源] を参照してください)。[続行] を選択して更新を適用し、[確認] ウィンドウに進みます。
OS の増分更新の実行
増分更新は、特定の対象デバイスに存在する定義済みの条件に基づいて、複数のデバイスで OS の更新を実行するために使用します。たとえば、TC51 デバイスでのみ操作を実行しようとする場合は、[製品モデル] フィールド内の文字列「TC51」をチェックする条件を定義するとよいでしょう。詳細については、Condition Manager ガイドを参照してください。
OS の増分更新は、MX 6.0 以降のデバイスでのみサポートされています。
OS の増分更新を実行する方法:
[新しいプロファイルの作成] を選択します。
ドロップダウン メニューから MX のバージョン (MX 6.0 以降が必須) を選択します。
[OS の更新の実行] ウィザードを選択し、[作成] をクリックして続行します。
プロファイルの名前を入力します。完了したら [開始] をクリックします。
ドロップダウン メニューから、StageNow ネットワークのオプションを選択します。
プロビジョニングしたいデバイスが、現在ネットワークに接続されていません。ステージングに使用するネットワークをこのプロファイルで定義します。
プロビジョニングしたいデバイスは、ステージングに使用されるネットワークにすでに接続されています。
2 番目または 3 番目のオプションを選択する場合は、手順 7 に進みます。
StageNow バーコードを使用してこのネットワークに接続する場合は、[はい] をクリックし、[続行] をクリックします (ネットワークに接続して設定ウィンドウに入力する方法については、「プロファイル/ネットワークの接続」を参照してください)。
注: このウィザードには、[導入] セクションがあります。導入を行うには、ホスト コンピュータとデバイスが同じネットワーク上にある必要があります。
[導入] セクションで、更新タイプのドロップダウン メニューから [増分更新] を選択します。注: [OS の完全な更新] を選択した場合は、前のセクションの手順 8 に進みます。
[開始] ウィンドウで [続行] を選択し、最初のデバイスの更新条件を定義します。
更新条件を定義して [続行] をクリックします (詳細については「Condition Manager ガイド」を参照してください)。
ブール データ型 (下図で強調表示) では、デバイスに有効な IP アドレスがあるかどうかなど、true/false の条件をチェックします。
整数データ型では、バッテリ充電残量などの数値条件をチェックします。
文字列データ型では、デバイスのモデル番号などの定数をチェックします。
ダウンロード中に Wi-Fi がオフにならないようにするかどうかを選択します (詳細については [設定タイプ] > [Wi-Fi] を参照してください)。
最初の OS 更新ファイルの情報を入力します。追加ファイルの情報を追加するには [はい] を選択します。
ファイル情報の入力が終了している場合は、[いいえ] を選択し、[続行] をクリックして続行します。
重要: 複数の OS 更新パッケージを同時に適用する場合は、
.upl
ファイルもデバイスにダウンロードする必要があります (詳細については [設定タイプ] > [ファイル] を参照してください)。ダウンロード後に Wi-Fi スリープ ポリシーを変更するかどうかを選択し、[続行] をクリックして続行します。
[更新の適用] 画面で、
.zip
ファイル (および該当する場合は.upl
ファイル) の情報を入力し、[続行] をクリックします (詳細については [設定タイプ] > [ファイル] を参照してください)。[デバイス更新終了条件] 画面で [続行] を選択します。
別のデバイスの更新パッケージを追加するには、[はい] をクリックし、手順 11 ~ 16 を繰り返します。
条件付き更新が失敗した場合にエラー メッセージを表示するかどうかを選択します。
[プロファイルの完了] を選択して更新を適用し、[確認] ウィンドウに進みます。