Java での署名読み取り

デコーダ署名を使用して、特定のパターンで囲まれたドキュメント内の領域 (署名など) をキャプチャし、それを画像として保存する方法を示します。

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製品

DataWedge - 11.0

デバイス

Zebra Android Nougat (v7.0) 以降のサポートされているすべてのデバイス

概要

デコーダ署名は、ドキュメントの領域 (署名など) を画像としてキャプチャできる特別なバーコード形式です。キャプチャ領域の両側に 2 つの同一のバー パターンがマークされています。バー パターンは、次の例のように、その領域と同じ高さまで拡張されています。


デコーダ署名は、バージョン 7.5 の DataWedge に導入されました。このサンプル アプリでは、DataWedge Intent API を使用してデータをキャプチャし、キャプチャしたデータを画像として保存する場合のデコーダ署名の使用方法を示します。デバイス ストレージへの書き込み権限が必要で、アプリケーションの起動時に確認メッセージが表示されます。アプリでは、画像を .JPG (デフォルト) および .BMP の形式でキャプチャします。

このサンプルで実行可能なアクション:

  • DatatWedge プロファイルが存在しない場合はそれを作成し、特定のパラメータで構成して、このアプリに関連付ける。
  • 画像出力の高さと幅を調整する。
  • キャプチャしたデータをスキャンして画像として表示する。
  • 画像ファイルをデバイスに保存する。

このサンプル アプリケーションは、DataWedge インテント API の使用方法のデモのための教育目的専用です。

使用している API

DataWedge API アプリの機能
構成の設定 プロファイルが存在しない場合は、それを作成して設定を構成します

要件

  • DataWedge バージョン 7.3 以降。
  • Android API 24 (Nougat) 以降。

このサンプルの使用

  1. サンプル アプリをダウンロードし、ビルドして、起動します。

  2. ポップアップ メッセージの [許可] をタップして、アプリからデバイス上のファイルにアクセスできるようにします。

  3. [構成の設定] をタップします。プロファイルが作成され、パラメータが更新されたことを示すメッセージが表示されます。「SignatureCapture」プロファイルでは、以下が実行されます。

    • 「バーコード入力」プラグインを有効にし、「デコーダ署名」デコーダを有効にします。
    • 「デコーダ署名」の [高さ] および [幅] パラメータをデフォルト値に設定します。
    • プロファイルをサンプル アプリに関連付けます。
    • キャプチャしたデータをサンプル アプリに配信するようにインテント出力を構成します。
  4. 出力画像の [高さ][幅] が正しく入力されていることを確認します。変更した場合は、[構成の設定] をタップしてプロファイルの新しい値を更新します。

  5. トリガ ボタンを押してスキャンします。上記の「概要」セクションに示しているサンプルをスキャンに使用できます。キャプチャしたデータと保存した画像のファイル パスが表示されます。


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