DataWedge API は、主に Android インテントによって動作します。これは、データ キャプチャを制御するために他のアプリケーションから使用できる特定のコマンドであり、DataWedge UI に直接アクセスする必要はありません。承認済みのアプリのみが DataWedge を構成できるように、DataWedge API の使用を制御できます。
一般的な DataWedge API の使用に関するガイダンスについては、「アプリケーション開発のための DataWedge リソース」を参照してください。
DataWedge API は、次の 4 つのタイプに分類されます。
構成 API:
プロファイルの複製 - すべての設定を含む既存の DataWedge プロファイルのコピーを作成します。
プロファイルの作成 - 構成を設定せずに新しいプロファイルを作成します。
プロファイルの削除 - 既存のプロファイルを削除します。
構成のインポート - プロファイルまたは構成ファイル、あるいはその両方をインポートします。構成ファイルには、複数のプロファイルを含めることができます。
プロファイルの名前変更 - 既存のプロファイルの名前を変更します。
構成の復元 - ユーザーが構成したすべての設定をリセットし、DataWedge を出荷時のデフォルト設定に復元します。
構成の設定 - プロファイルとその設定を作成、更新、または置換します。
無効アプリ リストの設定 - DataWedge の使用を禁止するアプリ/アクティビティをリストに対して追加、削除、または更新します。
無効なプロファイルを無視の設定 - Profile0 を含め、無効なプロファイルへの切り替えを禁止します。
通知 API:
通知の登録/登録解除は、以下に関連するステータス変更通知の受信について、アプリで登録または登録解除することができます:
クエリ API:
スキャナの列挙 - デバイスで使用可能なスキャナのインデックスを生成します。
アクティブ プロファイルの取得 - DataWedge で現在使用中のプロファイルの名前を取得します。
構成の取得 - 指定されたプロファイルの PARAM_LIST
設定を取得します。この設定は、値ペアのセットまたはプラグイン構成バンドルとして返されます。
DataWedge ステータスの取得 - DataWedge のステータスとして有効または無効を返します。
無効アプリ リストの取得 - DataWedge の使用を禁止されたアプリやアクティビティのリストを返します。
無効なプロファイルを無視の取得 - [無効なプロファイルを無視] パラメータのステータスを返します。true の場合、有効になっていないプロファイルには切り替わりません。
プロファイル リストの取得 - DataWedge プロファイルのリストを返します。
スキャナ ステータスの取得 - 現在デフォルトとして選択されているスキャナのステータスを返します。
バージョン情報の取得 - デバイスにインストールされている DataWedge および Scanner Framework/Decoder library の現在のバージョンを返します。
ランタイム API:
DataWedge の有効化/無効化 - デバイス上の DataWedge を有効/無効にします。
スキャナ入力プラグインの有効化/無効化 - 現在アクティブなプロファイルで使用中のスキャナ入力プラグインを有効/無効にします。これにより、スキャンが事実上無効になります。
トリガの列挙 - デバイスのサポートされているトリガ リストを取得します。
通知 (Bluetooth スキャナ通知) - RSM (リモート スキャナ管理) により、接続されている Bluetooth スキャナでスキャンした後に、通知音の再生またはカラー LED の表示、あるいはその両方を行います。
デフォルト プロファイルのリセット - デフォルト プロファイルを、関連付けられていないアプリで使用される組み込みプロファイル Profile0 にリセットします。
デフォルト プロファイルの設定 - 指定したプロファイルをデフォルト プロファイルとして設定します。
レポート オプションの設定 - データベースとプロファイルのインポートからレポート オプションを構成します。
ソフト RFID トリガ - ソフトウェア RFID トリガを開始、停止、または切り替えます。
ソフト スキャン トリガ - ソフトウェア スキャン トリガを開始、停止、または切り替えます。
スキャナの切り替え - 実行時に特定のスキャナに切り替え、アプリ、要件、または状況に最適なスキャン デバイスを有効にします。
スキャナ パラメータの切り替え - 1 つ以上のバーコード、スキャナ、またはリーダーの、あるいはそのすべてのパラメータをインテント エクストラとして渡すことにより、実行時にアクティブなプロファイルの設定を一時的に更新します。
プロファイルの切り替え - アプリの関連付けを、指定したプロファイルに変更します。