基本データ形式

DataWedge 11.0

概要

処理プラグインでは、取得したデータを、関連付けられているアプリケーションまたはサーバーに出力プラグインを介して送信する前に、指定した方法で操作します。処理プラグインのコントロールは、[基本データ形式] および [高度なデータ形式] として表示され、出力プラグインとともにプロファイルの設定パネルにグループ化されます。

処理プラグインでの指定項目:

  • 基本データ形式 (キーストローク、接頭部、接尾部などを追加)
  • 高度なデータ形式 (ルールベースのデータ操作、アクション トリガなど)

基本形式処理プラグインを使用すると、DataWedge で、キャプチャしたデータを出力プラグインに渡す前に、接頭部や接尾部を追加できます。また、TAB および ENTER キーストロークを挿入することもできます。この機能を使用して、アプリの特定のフィールドから別のフィールドにカーソルを移動して、一連のデータ取得タスクを実行できます。

必要に応じて、BDF で、取得したデータを 16 進表記に変換することもできます。たとえば、取得したバーコード データが 012345 の場合、このオプションにより、このデータを変換して、対応する 16 進データである 303132333435 を送信できます。

詳細については、プロファイルの仕組みを参照してください。

この機能のパラメータは、構成の設定 API を使用して構成できます。


基本データ形式

基本データ形式により、取得したデータを出力プラグインに渡す前に、データの先頭または末尾にカスタム値またはキーストロークを簡単に追加できます。また、データを 16 進形式に変換することもできます。基本データ形式が有効になっていない場合、キャプチャしたデータは、選択した出力プラグインに変更なしで渡されます。

基本データ形式出力オプション

データ接頭部 - 送信する前に、取得したデータの先頭に指定した文字を追加します。

データ接尾部 - 送信する前に、取得したデータの末尾に指定した文字を追加します。

データ送信 - これにより、関連付けられたアプリケーションがフォアグラウンドになったときに、キャプチャしたデータをそのアプリケーションに転送できます。デフォルトで有効になっています
: このオプションを無効にすると、キャプチャしたデータのみが転送されなくなります。このオプションが無効になっている場合でも、接頭部や接尾部の文字列は、関連付けられたアプリに常に渡されます。

16 進として送信 - データを 16 進形式で送信します。たとえば、取得したバーコード データが 012345 の場合は、同等の 16 進数 303132333435 が送信されます。

Tab キー送信 - 処理されたデータの末尾に TAB 文字を追加します。

Enter キー送信 - 処理されたデータの末尾に Enter 文字を追加します。


DataWedge 出力オプション:

関連ガイド: