概要
シリアル入力のオプションは、データの取得に使用するシリアル ポートに接続されたスキャナまたはその他のデバイスの通信パラメータを指定するのに使用します。DataWedge UI では、選択可能なシリアル ポートの数は、ホスト デバイスのシリアル ポートの数によって異なります。USB ケーブルがデバイスに接続されている場合、シリアル ポートは使用できず、UI にも表示されません。たとえば、VC80x デバイスが USB ケーブルでコンピュータに接続されている場合、シリアル ポート通信はブロックされます。シリアル ポートを使用する前に、USB ケーブルを取り外すことをお勧めします。
シリアル ポート構成
Android N 以降を実行しているデバイスにのみ該当します。N より前のバージョンでは、有効化/無効化の機能のみが用意されています。
Zebra VC80x のシリアル ポート 1 で入力が有効になっている状態。2 番目のシリアル ポート (無効) も表示されています。
ボー レート - 接続されているシリアル デバイスの変調速度を指定します。
データ ビット - シリアル フレームのデータ ビット数 (バイトあたりのデータ ビット数) を指定します。
パリティ - 次のいずれかの値でパリティ ビットを指定します。
- なし: パリティ チェックなし
- 奇数: 設定されたビット数が奇数になるようにパリティ ビットを設定します
- 偶数: 設定されたビット数が偶数になるようにパリティ ビットを設定します
- マーク: パリティ ビットを 1 に設定したままにします
- スペース: パリティ ビットを 0 に設定したままにします
ストップ ビット - 使用するストップ ビット数を指定します。
設定をタップすると、値を変更するためのダイアログボックスが表示されます。
注:
- [シリアル ポート構成] は、Android N 以降を実行しているデバイスでのみ使用できます。それより前のバージョンでは、シリアル ポートの有効化/無効化のオプションのみを使用できます。
- 特定のデバイスの必要なシリアル通信設定の詳細については、接続されている周辺機器に付属のドキュメントを参照してください。
- シリアル ポートの設定は、プログラムで構成することもできます。「SET_CONFIG API」セクションを参照してください。
関連ガイド:
- 「インテント出力」ガイド | インテントの使用方法に関する情報と重要な警告
- DataWedge API | すべての DataWedge Intent API のリスト
- DataWedge プロファイル | 入力、出力、およびデータ処理用の DataWedge プラグインのリスト
- Android デベロッパ向けサイト | Android のインテントに関する一般情報