Java での署名読み取り

プロファイルを作成してデコーダ署名を使用し、特定のパターンで囲まれたドキュメント内の領域 (署名など) をキャプチャし、それを画像として保存する方法を示します。

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製品

DataWedge - 13.0

デバイス

Zebra Android Nougat (v7.0) 以降のサポートされているすべてのデバイス

概要

デコーダ署名は、ドキュメントの領域 (署名など) を画像としてキャプチャする特別なバーコード形式です。キャプチャ領域の両側に 2 つの同一のバー パターンがマークされています。バー パターンは、その領域の高さと同じ長さになっています。以下に例を示します。


Decoder Signature は、DataWedge バージョン 7.5 で初めて導入されました。このサンプル アプリでは、DataWedge Intent API を使用してデータをキャプチャする Decoder Signature の使用方法を示します。アプリでは、画像を .JPG (デフォルト) および .BMP の形式でキャプチャします。

このサンプルでは、次の処理を行います。

  1. DataWedge インテントをリッスンするブロードキャスト レシーバを登録します。
  2. 「SignatureCaptureProfile」という名前の DataWedge プロファイルが存在しない場合には作成し、ブロードキャスト レシーバから結果を取得します。プロファイルには、次の構成が含まれます。
  3. 任意の文書から署名をスキャンすると、取得した署名が独立した画像として表示されます。

このサンプル アプリケーションは、DataWedge インテント API の使用方法のデモのための教育目的専用です。

使用している API

DataWedge API アプリの機能
プロファイルの作成 ドキュメント キャプチャに固有のパラメータを持つプロファイルを作成します。
プロファイルの削除 プロファイルの作成に失敗した場合は、そのプロファイルを削除します。
プロファイル リストの取得 デバイス上の DataWedge プロファイルのリストを取得して、プロファイルが存在するかどうかを確認します。
構成の設定 指定された適切な構成を設定します。
ソフト スキャン トリガ ソフトウェア スキャン トリガをスキャンまたは切り替えます。

要件

  • DataWedge バージョン 8.2 以降
  • Android API 24 (Nougat) 以降

このサンプルの使用

  1. サンプル アプリ SignatureCapture2ダウンロードしてビルドします。
  2. サンプル アプリを起動します。
    • DataWedge プロファイル「DocumentCaptureProfile」が存在していなければ、作成されます。
    • プロファイルの作成に失敗すると、プロファイルは削除されます。[プロファイルの再作成] をタップして、プロファイルを再度作成します。
  3. [スキャン] をタップしてスキャンを開始するか、[トリガ] ボタンを押してスキャンします。「概要」セクションに示しているサンプルをスキャンに使用できます。取得したデータのラベル タイプ、署名、画像形式、サイズ、画像が表示されます。
  4. [クリア] をタップして、表示されたデータをクリアします。

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